親こあらのレトロ館

2006/11/07(火)20:51

『4年目の秋』 浜田省吾

懐かしの昭和歌謡(472)

冷え込んで来て立冬と言う事で本格的な冬が近づこうしていますね。今日の2曲目は浜田省吾さんんの『4年目の秋』を取り上げたいと思います。 注)今日の画像は写真素材[フォトライブラリー]様からお借りしたもので、著作権等は撮影された方にあります。無題転載などは固くお断り致します。 『19の時 君 うちを出てから この都会ひとりアパート暮らし♪』 この歌は1979(昭和54)年12月5日に発売された浜田省吾さんの5枚目のアルバム『君が人生の時…』に収録された曲で、作詞作曲が浜田省吾さんによるものです。19歳でひとり暮らしを始め4年目の秋と言うと歌の主人公の女性は23歳と言うことになるのですね。 現在は女性の初婚年齢も上がり20代後半が平均と言うことになっていますが、昔は、女性の結婚適齢期はクリスマスケーキに例えられていましたよね。 クリスマスが12月25日なので26日になればクリスマスケーキ も半額になったりしていましたから、25歳までだと言う話が罷り通っていました。 『毎朝迷う鏡の前 でも迷うほどハンガーケースの中♪』 流石に本物のクリスマスケーキは、賞味期限がある訳ですから、賞味期限を過ぎれば食べれなくなることもあるでしょうが、それを女性の結婚適齢期に当てはめるのは失礼ですよね。因みに日本のクリスマスケーキの歴史は、菓子メーカー不二家さんの創業1910(明治43)年までさかのぼるそうです。 女性の結婚適齢期は、妊娠適齢期と関係があるのかと思って調べたのですが、最もいい状態で産めるのは20代前半で、自然妊娠と出産が可能という意味では45歳位だそうです。多分、女性の結婚適齢期も男性社会の企業が作り出した何歳までにと言う考え方が浸透したものかも知れないですね。 『本当の愛見つけるその日まで夜更けの街で君は一人♪』 物事にある程度のリミットを作るのはやむを得ない場合も多いでしょうが、余りにそれに拘りすぎるのは時代の流れに逆らった封建的な考え方のような気がします。浜田省吾さんんの『4年目の秋』はこちらで少しだけ試聴が出来ます。 浜田省吾/君が人生の時・・・

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