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カテゴリ:TV番組
現代のテレビはカラーなので登場人物が着ている衣装の色がわからない、ということはありません。 ネットを見ていると「少年ジェット」のマフラーが「黄色」だと書いたものがあり、これはあきらかな間違いです。 ネットのフリー百科事典ウィキペディアで「少年ジェット」を調べると、 歌詞は「白いマフラーは正義のしるし その名はジェット 少年ジェット♪」(作詞は漫画作者の武内つなよし先生)であり、聴けばわかることなのに。そもそも黄色だと正義のしるしにはならないでしょう。 なんで黄色いマフラーと誤って書かれたのか。「まぼろし探偵」の黄色いマフラーと混同しているのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私は、国立国会図書館所蔵の少年ジェットの歌のCDのうち、
新規録音ではなく当時のフィルムから音をとったものを 数十回リピート再生して確認しました。 ゆうきだ ちからだ だれにもまけない そのい「き」だ ヤア 「XY」ろいマフラーは せいぎの 「し」る「し」 問題の箇所の前と後ろに「き」と「し」があります。 「き」の子音 k と 「し」の子音 sh では、 sh の方が長く発音されていました。 そして、Xの子音は短いです。 つまりXYは「しー」ではなく「きい」と判明しました。 また、当時のテレビ放映で毎回ではないが一番の歌詞が字幕で出て 黄色いと書かれていた記憶があります。 漫画とは別に、歌では「黄色い」だったと考えられます。 現在YouTubeに上がっている動画では音声帯域の制限で、 この違いが分からなくなっているので、 皆様はこれを用いて判断しないよう、お願いします。 これが、「自分で調べた」結果です。 (2021年02月09日 21時30分11秒)
しぐにさんへ
もう60年以上も経ちますが、当時の講談社から出ていた単行本の第1巻に歌詞が載っていて、白いマフラーとなっていたのを記憶しています。連載誌の「ぼくら」の特集記事にも歌詞が載っていたはずですし、当時の子供たちは皆、白いマフラーは♪、と歌っていて、私も同様です。 「白い」の箇所は「しーろい」ではなく「しーいろい」ではないかと思うのですが、本当のことは作詞をなさった漫画の作者でもある武内つなよし先生にお聞きしないとわからないのかもしれないですね。 (2021年02月12日 07時20分15秒)
YouTubeに新たに上がった少年ジェットの動画に、
一番の歌詞が出ていて「白いマフラー」でした。 私の記憶はうろ覚えでした。 私を含む多くの人が「黄色い」と判断したのは、 リズムに釣られたのだと考えられます。 件の箇所を、八分音符に一文字をあてて書くと しーーーろーーい になります。「し」が長い。これが二番の たーーだしーーく にも影響されて、 きーーいろーーい と認識された可能性があります。 当時の光学録音で、摩擦音などの音域 4キロヘルツから上は 落ちやすい音域です。しかも音の頭はひずみやすい。 つまり、sh か k か「聴いてもわかりにくい」のです。 前回の私の報告でXが短いとしていますが、これは 後の長い母音Yを雄大に出すためにそうなったと考えられます。 しーろーいーーー と音価をとってくれていれば、この論争は起こらなかったでしょう。 (2023年02月03日 15時43分30秒)
しぐにさん、ありがとうございます。
Wikipediaの少年ジェットの項、黄色が白に修正されていますね。 「白いマフラー」の脚注に私のブログがリンクされるとは驚きました。 Wikipediaに影響を与えてしまったとしたら、畏れ多いことです。 (2023年02月06日 08時14分34秒) |