笑う門には福来る☆彡

2006/11/09(木)16:55

感謝の気持ち

介護(44)

今日、仕事でスーパーで買い物をしていると 知ってるヘルパー仲間Wさんがいてこっちをみて手を振っている。 こんにちわー。 と挨拶をすると その方から、2年ほど前まで訪問させていただいていた Nさんが、10日ほど前に亡くなったらしい・・・ と、話を聞いた。 Nさんは、糖尿病がひどく、その影響で多発性脳梗塞から 認知症になっていった方。 まだ、そのときは60代で 私が行かせてもらっていたときは、認知症もひどくなくで普通に生活できており、 ある入院がきっかけで認知症が悪化し 徘徊もひどく、下の世話も大変になっていた。 徘徊がひどいので、息子さんからは 門に鍵をかけてほしいと言われ ご本人も私たちもとても辛い思いもした人。 とうとう、施設に入所されてからは 会うこともなくなった。 丁度うちの父の所に訪問看護に来てくれている看護士さんも その方の担当だったので、先日も 「Nさん、その後どうしてるかなあ。 大変だったけど、楽しい人だったなあ」 と、話をしていました。 その矢先にこの訃報。 なんか、Nさんが思い出させてくれて Wさんとも会わせてくれたのかと思いました。 Wさんは、ヘルパーとなって初めての担当だったのがNさんで 大変だったけど、とても勉強になったとおっしゃっていた。 そして、介護の苦悩の中、連絡ノートに書いたことに対しての 私のメッセージが大きく励ましになったと言ってくださった。 私も、Nさんとはとっても仲良くさせてもらって 認知症になっても、私の名前だけは 覚えてくれていて 一緒に散歩したり、病院に行ったり 夜の訪問では、お風呂で歌を歌って ネコと一緒にベットに眠りにつくまで そばにいたことを思い出しました。 とっても、思い出深い方です。 最近、仕事に行き詰まりを感じてイマイチ気分がさえないのですが このNさんの話を思い出すと、初心に帰ったような気がしました。 きっと、落ち込んだ気分の私を Nさんが、あの世から励ましてくださっているのかも知れません。 介護とは、介護するほうが一杯与えられているなあ・・ と、改めて思った訃報でした。 Nさん、本当にありがとう。 これからも、見守ってください。 合掌。 Nさんとよく歌った 「お富さん」(Nさんの名前が入っていた) 「お座敷小唄」など・・・

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