今月で工房を借りて丸2年になる。
その更新と共に退居する事を選んだのが
本日は、来週末引っ越しに向けて殆ど運べる物を実家へ運ぶ日と決めていた。
事前にタイムズカーを借りて準備していたのだが、
工房前は路駐になってしまう為、荷物運びで何度も行き来を1人では出来ない!と思い、父にただただ隣に乗っているだけで良い、と伝え同乗してもらった。
父はもう80手前。2階にあった工房の荷物運びは危険すぎて頼めない為、1人で何往復もして引っ越し作業をしていた。
工房から実家までは車で約15分程度の間なのだが、普段全く会話しない我が親子。
良い機会だと思い、父の会社員時代どーゆう仕事をしていたのかを改めて聞いてみた。
一応割と良いところの役職まで付いていた父なので、そのとき どーゆう視点でどーゆう仕事をしていたのか
割と聞いていて面白かった。
今はアルツハイマー型認知症なのだけども、新薬を投薬していて遅らせている。
そのおかげか、さっき言ったことはすぐ忘れているけれど
こーやって昔の事を聞くと話してくれたり、根元の部分は忘れていないよーなので、普通の生活が出来ているのかなぁと思っている。
37にして実家暮らしじゃないと暮らしていけない財力なのは、世間的には恥ずかしい事なのかもしれないし、
親に甘えてばっかりではあるが、
父の病院の付き添いも、すぐそこに住んでる姉と母と私でシフト回せるし、
こーやって、普段できない雑談も近くにいるから出来るなって、今日の引っ越しでしみじみと感じた。
母が最近、お料理するのが1番家事の中でめんどくさい、と言っているので、作れる時は作っているおやじえるりっく。
本日は、ぴーきちさんのお料理で父母にふるまおう。
何不自由なく、ここまで自由すぎるくらいに暮らしていけたのも、父がめちゃくちゃ頑張って働いてくれたからで、母が毎日手料理でご飯を作って掃除してくれていたからで、
姉が私のお菓子を応援してくれていたからで、
今年はしっかりと家族に感謝して暮らしていこうと、そう思えた引っ越しデーだった。
お菓子の工房を離れるのは寂しいけれど、
親と過ごすわずかな時間を感じれた引っ越しのこの時間は大切な時間となった。
本日は、そんなしみじーみとした引っ越しand家族デー