田中およよNo2の「なんだかなー」日記

2004/12/30(木)22:29

サンタさんの乗り物

ほどよく(649)

昨日まで甥っ子の兄と弟が我が家に来ていた。 兄のほうは二歳も半年を過ぎており、そろそろ会話をしている。 甥っ子兄はおもちゃのめがねをかけていて、サンタさんからもらったとはしゃいでいた。 母、つまり僕の姉が枕に置いたのは分かっていたけど、僕は聞いた。 「へえ、サンタさんが真夜中にそりにのってやってきたんだ」 「ちゃう」甥っ子兄は首を振った。「バイク」 随分、甥っ子兄の頭は前衛的な芸術的感性に溢れてるようだった。 寝静まって、私の姉、つまり甥っ子の母にその話をすると、笑って答えた。 「そうそう、バイクのサンタさんを昼間に見たんや」と。 姉まで影響を受けたのかと、僕は心配した。 でも、その心配は無用だったようだ。 クリスマスの昼間に玄関先で遊んでいると、宅配ピザがバイクに乗ってきたのだという。 隣の家がピザを頼んだのだろう。 ピザの宅配のにいちゃんが真っ赤なサンタさんの服装をしていたのだそうだ。 だから、甥っ子兄はピザ屋さん、つまりサンタさんがバイクで去るときに「ばーばぃ、またきてね、サンタさん」と手を振ったのだそうだ。 だから、夜にサンタさんはまたバイクで来たのだと、甥っ子兄は思っているのだという。 なるほど、間違えていない。 バイクのにいちゃんをサンタさんだと思って、喜んでいる甥っ子兄の顔をみるとこっちの頬も緩んできた。 ただ、甥っ子兄はまだ成長途上である。 昨日も「サンタさん、くるかな」とキャッキャはしゃいでいた。 まだ、サンタさんが一年に一回というのがわかるまでには至ってないようである。

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