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馳星周の本はほぼすべて読んでいる。どれも面白いが、今回読んだ
「生誕祭(上)生誕祭(下)」 はかなり面白かった。ただ、謀略に謀略を積み重ね、あげく無間地獄にはまっていく有様が馳星周独特のスピード感で描かれているため、ちょっと気分が悪くなっていく感じがした。まあでも、とても勉強になります。勉強して実行するわけじゃないけどね。 この小説は80年代バブルの時代の話。下手すると現実味薄いという印象を与える設定や場面が多いが、バブルっぽい状況になりつつある今だからこそ、割とすっと入ってくるのかもしれない。3年前に読んだら、あまりにもリアリティを感じなかったかもしれないな。 ただ、金、暴力、謀略のレベルで「野望の王国」には全然かないません。全然です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月17日 15時36分55秒
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