|
カテゴリ:カテゴリ未分類
レコーディングをしてみたかった。
ガラスの部屋に入って 高級なマイクに向かって ヘッドフォンに右手をあてて 目をつぶりながら プロデューサーの指示を受けながら 何回か録り直しをしながら 仲間たちから拍手を受けながらOKをもらってみたかった。 できれば、何人かで同じマイクに向かって歌ったりしたかった。 そう、俺の理想は「We Are the World」だ。 We Are the Worldはつくば万博が行わた1985年、俺が中学2年のときの曲。もちろんアルバムを買ったが、とにかくプロモーションビデオがあまりにも衝撃だったんだ。 ベストヒットUSAでおなじみのスーパースターが同じスタジオに会している奇跡。そして、さすがマイケルだけ別撮りのVIP感。 ブルーススプリングスティーンとスティービーの掛け合い、ケニーロギンスの高音。シンディのどうしても耳に残ってしまうシャウト。どの個所をとっても最高過ぎて、俺はどのパートを誰が歌っているかを覚えながら、本当に夢中になって聴き続け、ビデオを見続けた。 いつかあんなレコーディングがしたい、と思ってから24年後、夢が実現した。 ついに世田谷のプロが使うスタジオで友達16人と6時間かけてWe Are the Worldを収録したんだ。 夢がかなう、というのはこれほどまでも楽しいものなんだ、と実感した6時間だった。 プロのエンジニアによって仕上げられたCDがいま俺の手元にある。 もちろん他人に聞かせるにはあまりにもひどいわけだが、本当にこれは宝物だ。聞いているとニヤけてしまう。 あとちょっとたつと、レコーディング風景を撮影したDVDが出来上がる。これまた異常な楽しみ。 ああああ、もう、本当に楽しかったんだよ! 俺は一応、ライオネルリッチーという設定 誰、これという感じだが、マイケルジャクソンらしい。 おつかれさまでしたー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月11日 23時41分16秒
|