参加型ノベル「ターフのカノジョ」とは

『ターフのカノジョ』は、中原牧人のオリジナルデジタルノベル作品。

人間の人生や平等をノベルにて描いたもの。
また参加型のノベル作品という変わった取り組みにより小説(ノベル)を手掛けていく他者と交流を深めつつ物語を制作しているという点が新しい。
原作ではストーリーは完結しているものの登場人物それぞれからの視点でストーリー構成されているため、本当の完結はしていない。

競馬道の家系に生まれ育った三原雫が本人の意思とは裏腹に家系である競馬道を学ばされていくことを描いた物語で
「その家系に生まれたばかりに人生を決められる」というどこにでもある話から大きな進展へと変わっていく物語で始まる。

登場人物及び内容は全て作者のオリジナルのものでノベルを通じて保護者や学生などに「人間は自由である、自分の人生は自分で決めればいい」というメッセージを送る内容となっている。
あわせて地方競馬を含む競馬業界及び地域振興等にも貢献できるお手伝いができれば・・・なお良し。

現在公開されている三原雫編と武里真愛編では全体の一部のストーリーが展望できる始まりとなっている。
お座敷学園 高等学校 に通う三原雫は受験を控えた夏休みおじいちゃんの家で不思議な出会いをする。
雫は文学部に通いたかったのだが家系の都合上、お座敷学園の競馬道学部に就学。
成績がいまいち伸びない雫はクラスのツートップであるプリムローズと童夢志保に一目を置いていた。
日本で公式認可された学園競馬の頂点を決める「BKCCことり大神祭（GI)」レースで優勝を目指す競馬道に励む女子高生達の物語。

現在文面でのノベル内容は公開されていたが参加型のため途中内容が変更となっており最終結末が変更になることもあり得る。

※「BKCCことり大神祭（GI)」は毎年元旦である1月1日に名古屋競馬場７Ｒで記念レースとしてさなの夢馬券協賛のもとで開催されている。