春日井市高蔵寺の整体院「空」

2009/11/22(日)06:44

幸せを奪う〇〇の言葉

詩・うた・ことば(66)

「あなたを幸せにしたい」 そんな言葉をよく聞きます。 GLAYの「HOWEVER」にもそんな歌詞がありますね。 ただ、何度も聞いていると 「幸せにしたいってどういうこと?」 と思えてきます。 「幸せにしたい」 あまりにも抽象的であいまいな言葉。 なんとなく愛のメッセージ。 けれどそれって、 ほんとうに相手を幸せにする言葉なのかな? 「幸せにしたい」と言われたほうは、 「はい、幸せにしてください」と言うでしょう。 けれども、「幸せにしてください」なんて 他人にお願いしているようでは、 けっして幸せにはなれないという矛盾がここにあるのです。 そもそも幸せはじぶんの心で見つけ、 じぶんで決めるもの。 「幸せにしてほしい」と願うのも 「幸せにしてあげる」と願うのも傲慢というものです。 また「幸せにしたい」=「今は幸せではない」 ということを暗に示しています。 言葉というのは大事なものでいて、 えてして言い訳にも使われがちです。 とくに「~したい」と頻繁に言っているのは 「本当はやりたくない」という場合が多い。 「ダイエットしたい」 「英語を話せるようになりたい」 常日頃からそう口にしていて、 まじめに取り組んでいる人をほとんど見たことがありません。 なぜなら、本当にそう思っている人は 「~したい」という前に、もう実行しているからです。 「幸せにしたい」なんて能書きを垂れているヒマがあったら、 さっそく幸せにしてあげればいいじゃないですか。 お金がなくたって、時間がなくたって、 何かしら工夫することはできるはずです。 それをしないで怠慢な気持ちでいるときに 「気持ちはあるんだが」 という意味で「幸せにしたい」なんて 甘い文句を言っているのでは? しかし本当に甘いのはセリフではなくて あなたの考え方なのです。 気持ちは気持ちのままでは伝わらないものです。 カタチだけでも伝わらないけれども、 カタチにしないと伝わらないときもあるのです。 「幸せにしたい」 あなたなら、その気持ちをどう伝えますか? ↓↓1%でも反省したらクリック!!

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