2009/11/22(日)06:44
幸せを奪う〇〇の言葉
「あなたを幸せにしたい」
そんな言葉をよく聞きます。
GLAYの「HOWEVER」にもそんな歌詞がありますね。
ただ、何度も聞いていると
「幸せにしたいってどういうこと?」
と思えてきます。
「幸せにしたい」
あまりにも抽象的であいまいな言葉。
なんとなく愛のメッセージ。
けれどそれって、
ほんとうに相手を幸せにする言葉なのかな?
「幸せにしたい」と言われたほうは、
「はい、幸せにしてください」と言うでしょう。
けれども、「幸せにしてください」なんて
他人にお願いしているようでは、
けっして幸せにはなれないという矛盾がここにあるのです。
そもそも幸せはじぶんの心で見つけ、
じぶんで決めるもの。
「幸せにしてほしい」と願うのも
「幸せにしてあげる」と願うのも傲慢というものです。
また「幸せにしたい」=「今は幸せではない」
ということを暗に示しています。
言葉というのは大事なものでいて、
えてして言い訳にも使われがちです。
とくに「~したい」と頻繁に言っているのは
「本当はやりたくない」という場合が多い。
「ダイエットしたい」
「英語を話せるようになりたい」
常日頃からそう口にしていて、
まじめに取り組んでいる人をほとんど見たことがありません。
なぜなら、本当にそう思っている人は
「~したい」という前に、もう実行しているからです。
「幸せにしたい」なんて能書きを垂れているヒマがあったら、
さっそく幸せにしてあげればいいじゃないですか。
お金がなくたって、時間がなくたって、
何かしら工夫することはできるはずです。
それをしないで怠慢な気持ちでいるときに
「気持ちはあるんだが」
という意味で「幸せにしたい」なんて
甘い文句を言っているのでは?
しかし本当に甘いのはセリフではなくて
あなたの考え方なのです。
気持ちは気持ちのままでは伝わらないものです。
カタチだけでも伝わらないけれども、
カタチにしないと伝わらないときもあるのです。
「幸せにしたい」
あなたなら、その気持ちをどう伝えますか?
↓↓1%でも反省したらクリック!!