2010/01/11(月)22:24
素直であること【BE 素直】
<連続記事です。3つ前から読んでください>
【前回までのあらすじ】
思い込みを捨てる前に、思い込みに気づくことが大切だった!
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思い込みに気づくために大切なことがあります。
それは「素直であること」です。
この「素直」というやつも
非常に奥が深くて一言では言い表せません。
ある年収〇億円の人は、
「素直とは『知っている』と言わないこと」と
完結に表現していました。
「知らない」という素直さがあってはじめて
「気づき」を得ることができるのです。
そして「素直さ」というのは
ほんとうに強力な武器なのであります。
たとえば人から「君ならできる!」と言われると
すぐその気になってしまう。
思い込みに気づいたり、それを捨てたりする煩雑さを一足飛びにして、
すぐに「できる!」というイメージが臨場感をもって湧いてくるのです。
それは素直さの特権であります。
逆に我の強く、素直になれない人は
「そうは言っても、俺にはできないよ・・・」と
自分で自分を縛ってしまいます。
「いやいや俺なんか・・・」というのは
いっけん謙虚にも思えますが、ほんとうは違います。
そういう人はものすごく傲慢なのです。
勘違い人間なのです。
なぜなら「自分で自分を規定できる」という
考えを持っているからです。
その意味で良い師<メンター>を持ち、
その人の言うことに徹底して耳を傾けるということは、
すごく得することなのです。
師を心から信じることができれば、
たとい自分に自信がなくても
「君ならできると師匠が言ってくれたのだから、
その言葉を信じよう」という気になります。
そうなると「できる!」というイメージも
非常に早く形成されてくるのです。
さて、話がすこしそれてしまいましたが、
「できると思えばできる」の話に入りたいと思います。
「できると思えばできる」という文言は
ほんとうに面白くて、いろいろに活用できます。
ビジネス、恋愛、人間関係、能力開発、芸術、武道・・・。
どんな分野でも「できると思えばできる」は
普遍なのではないでしょうか。
また短期・中期・長期という時間軸もおかまいなしで、
イメージを現実化させます。
それほど有用性の高いテクニックなのです。