尾瀬の花々

2008/04/06(日)15:07

南牧村 六車カタクリのこみち祭り

尾瀬以外で(60)

予定どおり、南牧村の「六車(むくるま)カタクリのこみち祭り」に行って来ました。家から40分くらいで着いてしまう、南牧村の役場の近くです。急峻な山間の集落で大きな駐車場など確保できないのが予想できたので早めに家を出てみました。やはり、すこし手前の、南牧にしては比較的広い道路に縦列駐車です。奥に歩いて5分くらいで沢沿いに入ります。地元の野菜を売っています。昨年度、沢沿いの歩道をコンクリートの道の軽四なら通れる程度に直したを記念した開通式の準備をしています。テープカットの準備の脇を通り登り切ると、堰堤を埋め平らにしたところで、子供に綿菓子を配ったり甘酒を振る舞っていました。おでんや団子も売っています。そのすぐ脇の斜面一帯が赤紫に染まっています。すれ違いもままならない細い歩道が作られそこを行き来しています。やはりシカの被害がひどいらしく、周囲が柵で囲ってあります。10万本は確認できませんが、ここまで育てた地元の方に感謝です。あまりにも綺麗にして、上木が一本もないので、雑木林の林床に咲くか弱いスプリングエフェメラル、春の妖精という感じではなく、思いっきり太陽を浴びています。でもカタクリにしてみれば、自然ではそこにしか花を咲かせるチャンスがないから、仕方なく他の葉が出る前に急いで花を咲かせるしかないから、この時期に頑張っているわけで、条件がよければ、思いっきり太陽を浴びて子孫を残したいでしょう。 すぐ脇の古い墓石の周りにも咲き乱れていました。過疎化が急激に進んでいる南牧村で、親戚も都会に出てしまい花を手向ける人がいなくなり、お供えの花の代わりに咲いている。そんな気がしました。-------------------------------- 気に入って頂けたら ランキングアップに御協力を 下のボタンを押して下さい     

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