(；o；)松井直美嬢ッ！離婚ですか・・・・・・・

おはようございます。

今朝もまた、昨日同様、ほど良き血流、ほど良き各関節、ほど良き鼓動のリズムにて朝を迎えさせて頂きました。
どうやら神様もおじいちゃんを生存させておく必要性をお感じになられ、呼び寄せるのを中止されたのでしょう。

そんだら神様に感謝し、更なる信仰の継続を誓う意をこめまして、本日は、近所の阿部様から頂いた、アジの干物をインストール致しました、「おじいちゃん汁アベマリア改め阿部もらい」を天に向け乾杯しつつ食しております。

さて、最近、おじいちゃんのお家から最寄の駅前で、易者さんが度々見かけられるようになりました。
そんだら易者さんは手相や水晶などでの占いではなく、皆様方の中にもご覧になられたりしてご存知の方もおられると思いますが、名称は存じ上げませんが、細く長き棒状の物を数十本お手手に持たれ、ジャラジャラとしたのち、運命が判明するというものなのだそうです。

おじいちゃん、駅前を通過する度に、すんじょうに気になっておりましたもので、昨日の夕ご飯前に思いきって占って頂きに行ってまいりました。

駅前の易者さんがおられる場所に着きますと、易者さんはずんつに真剣且つ深刻なる表情で、易学の専門書と思わしき書物を読みながら、「むぅ、これは運勢向上だったかぁ・・・まぁいっか！」などと呟いており、おじいちゃん、ちょっくら一抹の不安を覚えながらも、意を決して「ごめんしまんにゃわ！占ってちょ～だいっ！」と易者さんの前の席に座りました。

すると易者さんは、お顔を上げギョロ～リとおじいちゃんを一瞥し、「うむ、何を占って欲しいのですか？」とちょっくら想像していた声とは違います、メチャ甲高き声にておっしゃられましたので、おじいちゃん、かねてより気になって仕方がなかった、「恋愛及び結婚運を占ってみそっ！」とお頼み申し上げました。

易者さんは、「よろし。では、アリャ～～ッ！」と奇声を発しながら何かを念じるような表情で手に持っていた数十本の棒をジャラジャラジャラ～と激しくマゼマゼし始めました。
時折、「どうだっ！出て来いっ！こいつぅ～っ！カモ～ン♪」など叫びながら更に激しく棒をジャラジャラジャラ～～とさせていると、ボキャッというサウンドとともに、数本の棒が折れてしまいました。

すると易者さんは、ポカ～ンとお口をオープニングさせているおじいちゃんに向い、「以上ッ！本日の営業は終了ッ！ささっ、帰った！帰ったぁ～！」と何とも勝手な事をおっしゃるではありませんか。
これには、「シニア界のミキティー」なる純情可憐なおじいちゃんも辛抱たまらなくなったとて致し方御座いませぬ。

「シカ～リとやらんかっ！こ～んの勝手にシンドバットめぇ～っ！」と喝を入れてしまっても、どなたからもお叱りは受けぬと信じております。
だども、反面、ご商売道具を壊してしまわれ、営業が出来なくなってしも～た易者さんをちょっぴり不憫に思い、「ちょっくら待っておれっ！おじいちゃんが最高のブツをプレちゃんしちゃるけ～の！」と易者さんに言い捨て、チョッ早でお家まで帰り持って来た、折れてしまった棒変わりにと、おそうめんの乾麺を差し出した際の易者さんの満面の笑みは、おじいちゃんにとりましてもとっても素敵な心のプレゼントになりました。

また週末がやってまいりました。
いつもの事ながら、皆様方におかれましては、事故や事件に巻き込まれぬよう充分にご注意され、ご家族、ご友人、愛人等々、各々気の置けない方々とのすんばらしき週末をおすごし下さいませ。

それでは。