ｐ.ｓｔｏｎｅｓ

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• 憧れのサラサラストレート！

  昨日のひどい頭痛からやっと開放され、今日は気分爽快！あの痛みを抱えている時は、ホントに一人ぼっちになったような気分になるのよね。だって誰も解ってくんないんだもん・・・。それにしても、今日の気分は疲れていても、とってもルンルンルン。なんてったってあの憧れのサラサラストレートを手に入れたんですから。人間の医療技術が進んで、動物の医療技術もまたまた進んで、髪屋さんの技術も進んで・・・その他もどんどん進んでいるということをホントに実感しちゃいますねー。私の脳みそも進化させなきゃついてけない！とついつい焦ってしまいそう。人間、人生まだまだあるなんて思ってるけど・・・いつ終わっちゃうかわかんないから、やっぱり好奇心旺盛に色々やってみなくっちゃ・・・。当分サラサラストレートを楽しんだら・・・。今度はパンチパーマにでも挑戦してみよっかな？また新たな発見があったりしてね。へっへ～ん！

  2001.10.23

• ふう～・・・

  　今日はととっても疲れちゃいました。仕事は結構はかどったけれど、なんだか孤独。１人の孤独よりも２人の孤独の方がやっぱり孤独・・・。さっぱり訳わかんない。けど・・・やっぱ・・・孤独。

  2001.10.22

• 森下洋子さんのバレエを見にいきました！

  　今日夕方５時から知人に誘われていたバレエの発表会を見に行くことになっていました。しかし、急に入ったどうしてもはずせない用が長引いて、５時はとっくに過ぎ、途方に暮れておりましたが。とにかく車を飛ばして行くことに・・・。行く途中、公演先に電話をかけて確認をとると、８時５６分終了とのこと。どうにかゲストの森下洋子さんの踊りは見られそうだ。ホッとしたのも束の間。ガソリンが底をつきかけているのを発見。オーノー！また引き返しエネオスまでダッシュ！やっとの思いでたどり着きどうにか拝見する事ができました。教室の先生方４人で踊られた・・・題を忘れましたが、モダンが入ったような踊り・・・。装飾の全くない舞台。音楽と照明。シンプルな衣装。そして、インパクトのある表現力。まるで、ミレーの落ち穂拾いを見ているような、安堵感を覚えたのは私一人ではなかったと思います。時々、バレエは見に行っていましたが、完璧なクラシックとはまた違う良さがありました。森下さんのつま先の表現力もまた素晴らしかった。ただピンと伸びているのではなく、伸びていてもしなやかに動く。もっともっと早く、バレエの第一人者の踊りを見ておけば良かった。と少々後悔の念。しかしながら、新たな発見に胸躍る夕べでした。

  2001.10.20

• 取引完了！

  フリマオークションに出品していた服４点。無事取引完了。皆さんとっても親切な方ばかりで、とっても楽しく取引できました。それにしてもインターネット。とってもすごいですね。だって、今までだったら絶対不可能な、遠隔地の方に作品を見ていただく事が可能になるんですから・・・。感動しちゃいますね。本当に皆様！ありがとう！これからも頑張りまーす！

  2001.10.19

• お直しを申しつかりました。

  　ドレスを現在制作中ですが・・・。それとは別にドレスのお直しを依頼されて・・・。今日お客様がやってきた。元々、お直しは、大の苦手。作るのは好きだが・・・。ほどいてサイズの変更、フャスナーの付け替え、裾上げ、スカートのウエストサイズ直し等。う～ん・・・楽しくなくってちょっとうなっちゃいます。まー！でも！これも勉強！そう！っそう！愚痴はブー（×）！さあ！がんばりまっしょ！

  2001.10.16

• 今日はなんだか・・・。

  　時々、周期的にブルーな気分になるのは、なぜ？でしょう。

  2001.10.15

• 強く生きる！

  母が全国手工芸コンクールにちぎり絵を出品し、展示が１０月11日から１０月の１４日だったので、今日行って来ました。題は「強く生きる」。まるで母そのものでした。幼心に見る母。いつも力強く、生き生きと、正義感に満ち溢れ、頼もしかった。かなり年をとった現在も現役で走り回っています。本当に無理をせず、いつまでも元気で頑張って！とエールを送りたい。母に一言報告したいと思います。賞をとったどんな作品よりもあなたの作品が優れていて迫力があったと・・・。　　　　あなたの娘より・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛を込めて！

  2001.10.13

• 訃報が届きました。

  今日友人のお父様がお亡くなりになったと、訃報がとどきました。ちょっと前までは（自分では若いつもりですが？・・・）お祖父さん、お祖母さんだったのに、いつの間にかお父さん、お母さん、になってしまっていたんです。こんなことがあるなんて・・・。信じたくはありませんが、これが現実です。両親に本当にありがとう。感謝しています。あなたの愛情を身にしみて実感しています。と早く告げなければ・・・。と思いながら、なんだか照れくさく、中々言い出せずに今日まできてしまいました。母と父。私には口では言い表せないくらい大きな存在です。未だに、心に思うことの１０００万分の一もしてあげることができていません。母と父の幸せを、そして長生きを祈りつつ・・・。ふつつかな娘より・・・。愛を込めて！

  2001.10.12

• 病院へいった。

  　今日も結構鼻ずる、目しょぼ、頭ぼんやり。いよいよ風邪が吹き荒れる！そんな兆候にちょっとうんざり気味だったのですが・・・。娘達が夕方手が痛い！足が痛い！と言うので見てみると、上の娘の右手の小指の先が赤く（ちょっとどす黒く）腫れておった。末娘を見ると左足の膝小僧君がぷっくり赤く腫れておった。２人の腫れの違いはと言うと・・・。指はぷにゅぷにゅで膝はかちかち。どうしようか？と思ったけれど、やっぱり行った方が良さそうだ。そこで、すぐに車に乗り込み、Let’s go!　病院はそんなに混んではおらず、ちょっと待ったらすぐ呼ばれ、３人中に入ると先生が、「今日はどうしたのかな？まずじゃーみかんちゃん（末娘）からにしよっかなー？」すると臆病者のみかん。腰が引いて、怖じけずいて、「お・お・お姉ちゃんからがいい！」肝の座ってる姉貴のレモン！妹の手前もあるしで・・・やってやろーじゃーないの！って感じで手を差し出すと、「腫れてるねー。う～ん？！ちょっと針で刺しとこか！」姉貴のレモン。動揺を見せず固まっておったが、その横でミカン！うるさい！うるさい！「いやだ！いやだ！注射！いやだ！」それを見て先生一言。「あなたじゃないの・・・レモンちゃん！」この時点で先生はまだ、ミカンも同じ症状だと言うことを知らなかった。でも、ミカンは知っていた。次は自分だって事。ベッドに置かれた姉の指を凝視して叫ぶミカン！「いーやーだぁーーーーーー！」あまりの声に先生が、「あなたは見なくてよろしいの・・・。ほら！あっちを向いてて！」しかし、ミカン！言われれば言われるほど、次に自分に降りかかってくる恐怖を見届けなければ気がすまない！「おねえちゃーん！いたーい？！」姉のレモン。姉のメンツにかけて痛いなんて、死んでも言えない。「絶対注射はいやだかれね！絶対やんないからね！どんなに言ってもやんないからね！死んだってやんないからねェー！」「レモンちゃん！はい！終わり！はい！次はミカンちゃん。で・・・どうしたのかなー？」「あのぉー。ミカンも一緒で、膝なんです。」と・・・先生、ちょっとばかりたじろいで・・・「あらぁー、それなら先にやっとけば良かったねェー。まあ、でも、とりあえず見せてくれるかなー？」しかし、ミカン意地でも椅子に座ろうとしない。それを無理やりどうにか座らせて・・・。「いやだー！絶対注射はしないでよォォォー！」先生が膝を触って、「あぁこれは○○○ね。毛穴からばい菌が入って腫れたんだと思いますよ。レモンちゃんのとは違って、カチカチだからお薬でゆっくりやりましょう！」それを聞いたミカン。ホット胸を撫で下ろしたのも束の間。次の試練が訪れた。ぽちゃぽちゃのミカン。依然、自分の体重が平均値を遙かに越えていることを、姉のレモンに指摘されて以来、人前で体重を量る事に異様に敏感になっておった。そこから、またしても抵抗が始まった。「さあ！ミカンちゃん！」看護婦さんがベッドの下の体重計をズズッと引き出すと、ミカンの顔が引きつった。「いやだー！いやだぁー！絶対いやだぁぁぁーーーー！」「ほら！乗るだけでしょ！痛くない！痛くない！」ミカンにしてみたら、痛くない事くらいわかっとるワイ！乗るんがいやなんじゃい！あんたらにどうして私の体重を見られんといかんのじゃい！ってな気持ちだったのでしょう。それが伝わったのか、その時、先生が私の顔をニヤッと見上げて、「乗るのが・・・恥ず・・・か・・し・・い・・・の？」私は先生に目配せで返事をするしかない。「ミカンちゃん・・・。あのねー。体重がわからないとお薬の量を決めれないのよ。だからちょっとだけ乗ってみよう！」するとあのミカンが、しぶしぶ看護婦さんにつかまって体重計に片足かけた。「もう片方を離してェ・・・。ほらほら手も放して！」そして、とどめの一発。「あっ、こんだけあったらお姉ちゃんと一緒の量でいいですね。」「うっ・・・。今の一言は聞かなかったことにしとこ！」私が、そう思って横目でミカンの顔をチラッと見ると・・・。ミカンの顔はまさしく自尊心を傷つけられた顔だった。「まっ！いいの！いいの！そんなこと気にせんでもいいの！」そんな具合に、やっとの事診察終了。それにしても、死んでも痛いなんて言わないヤツと、死んでもやんない、のんないヤツ。姉妹そろって強情なヤツラだ！　結局、風邪でまいっている私はぐっとこらえて、診ていただく事もなく、子供達の診察料を払って、お薬を頂いておとなしく帰った次第。めでたし！めでたし！　さー！早よ！寝よっと！

  2001.10.11

• ちょっと風邪気味？

  なんだか変に肩がこるし、あごのあたりがうずくような変な感覚があるし、鼻がむずむずするし、目がうるうるするしでとっても不調。作業はかどらず。早くなおしてすっきりしたい！

  2001.10.10

• 娘。討論会にいつもおののく！

  ニュースを２人で見ていると、私には納得いかない日本のそして世界の動向に、ついつい語調があらだって討論会になってしまう。それをバックで聞いてる娘は、世界の動向よりも、何よりも、２人の動向を心配する。戦争が今にも勃発しそうなただならぬ雰囲気に、そ知らぬ顔をしながらも、娘は目を光らせ、耳をそばだて、様子をうかがっている。そして、グッドタイミングでお祭りに発表するダンスの振り付けをどうしたらいいか聞いてくる。さすが！長年（？）の経験でつぼをしっかりこころえている！たった１０年そこそこ生きてきた人間でも、戦争を止める方法を知らず知らずに学んでいるというのに、頭に入りきらないほどの長い歴史を持っっているはずの国家たちは、まったく何も学んでいない！いったいこれはどういう事？

  2001.10.09

• ついに始まってしまった！

  今、テレビをつけて愕然としています。ついに戦争が始まってしまった。またしても罪のない弱い人々が苦しめられるんですね。胸が痛みます。いつまで同じ事を繰り返すのでしょう？本当に悲しいことです。コメンテーターが何を言おうと、ジャーナリストがどう報道しようと、結局何も変わらない！人間一人一人の心の中に潜む悪魔を追い払わない限り、きっと同じ事が続くのでしょう。明るい未来２１世紀のために・・・。これからの世紀を生きる子供達のためにできること・・・どんなにちっちゃくても・・・できることを捜す事にしよう！

  2001.10.08

• とっても楽しいでも、ちょっと悲しい！

  今日のニュースは、久しぶりの友人とのお出かけと犬事件。友人に誘われて、近くでちっちゃなスポーツフェスティバル（こんな名前だったような気がする。まっいいか。名前はどうでもいいの！）にでかけた。まず、友人宅の娘たちがあまりにかわいい娘になっており、まずびっくり。ほんとにいい子に育ってる。末っ子のプーっと太ってた息子君も、まずミルクを飲まず歩いて、そしてなんと字を書いておった。それもそのはず、小学２年生になってんだもの。早い！早い！この成長に、ほんとに思わず笑った。なんせ、ぱんぱんにふくらんだおむつを左右にぷにゅんぷにゅんと振りながら彼らは歩いていたんだから・・・。それなのにもう、一人前の人間になってる。こんな事言うと彼らに怒られるな。私ら、最初から人間や！ってね。はい！ごめんなさい！ほんとにうれしい子供たちの成長を祝ってまずはかんばーい！！・・・・（ここで、ちょっと失礼・・・グビグビっとビール・・・ウップッ）お祭りも何かのイベントも大好きだけれど、必ずいっつも悲しい気分で帰ることになる。なぜかというと、ゴミを平気で捨てる人間が多すぎるから・・・。たばこの吸い殻！割り箸！割り箸の袋！空き缶！ペットボトル！食べた後の発砲トレイ！などなど・・・。数え上げるときりがない。どうして自分のゴミを持ち帰らない？持ち帰らないにしても、どうしてそこのゴミ箱に捨てない？うどんを買いに行こうと・・・歩けばゴミに当たる・・・拾い始めると永遠にうどんにありつけない・・・。この悲しさ。どうして平気でゴミを捨てるのか？どうして平気でたばこを捨てるのか？祭りの度に考えることになる。そしてたどり着いた結論は・・・。自分の空間でないから・・・かも。大切な自分の車の中に火のついたたばこは決して捨てないだろうし・・・。食べかすやゴミはゴミ箱へ入れるだろうし・・・。きっとそういうことなのね。と悲しく納得するしかないこの現実。楽しいお祭りの後人がサー！っと引いて残されるのは、いつもゴミの山。こんな事を嘆いていても・・・解決しない。そうだ！そうだ！拾うしかないんです。はーい！わっかりました！ちなみに・・・。友人と時々道ばたのゴミ拾いをして回ってますが、圧倒的に多いのがたばこの投げ捨て！これは数では第一位！おめでとうございます！サー！みなさん！ご一緒に！はいっ！目に付いたゴミは拾いましょう！ゴミの一件で・・・オー！いけない！大切なワンコちゃんの事を書くのを忘れるところでした。今日、娘が大声で私を呼ぶので、窓から外を覗くと・・・。なんと・・・ラッシーがそこに！大慌てで外へ出ると黄色い首輪をつけた４０ｋｇ？いやもっとあるか・・・？まあとにかくでかいワンコちゃんが、いるではないの！やっぱりこれラッシーよ！ってなもんで・・・。とってもおとなしくって、賢いの！でもちょっとお年寄り。家にあったネコ用ねこひもを取り出して、首輪につけると。でかさと紐の細さがミスマッチ！総勢４人と一匹いや一頭で町内を練り歩き（ちょっとオーバーだったかな）友人に心当たりを聞いてみたが・・・収穫なし。終いにきっとあんたが犬を飼いたい！飼いたい！言うてたから、飼ってくれ！って来たんやわ！っと言い出す始末。仕方なく、家に連れてかえって庭につないで・・・。さあ！どうする？・・・そうやもしわたしやったら・・・。本気で探しとったら・・・。警察に連絡するかも・・・。そうです。これが大正解！警察の方もとっても親切に対応してくださり・・・。無事ワンコちゃんは飼い主の元へ帰っていったのでした。ちょっと寂しい・・・けど・・・一件落着！それにしても今日は、夢見ていた犬との優雅なお散歩が体験できてとっても幸せ。なんせ、過去に飼っていた私の思いでのワンコ達は、そんなに急いだらあんた首締まるデー！そっちチャウ！言うてるやろ！こっちやこっち！てな具合にゼーゼーハーハーのお散歩派やったもんで、優雅にゆったりと犬と共に歩く！あの散歩を一度経験してみたかったんです。はあー！良かったわ！う～ん！ゴージャス！ワンコちゃんありがとね！また来てや！

  2001.10.07

• 今日は一日おつきあい・・・

  今日は朝もはよからお買い物。１１歳の娘が運動靴とパンツ（下着ではありません）がほしくてほしくて仕方がない！さすがの私も根負けして、買いに行くはめになったわけ・・・・。９：５０に目的地に着き、スタンバイＯＫ。さあー！とっとと買って帰るゾ！ってつもりが、好みのものが見つからず、延々はしご。結局運動靴だけ買って、本当に気に入るものをまた見つけに行く、ということで終了。はあー！疲れた・・・。でもやはり私の子。がんこやなー。それにしても、私も気がながくなったもんや・・・。

  2001.10.06

• こわれちゃった！

  なんだかここのところ、パソコンの調子がわるいなあー？と思っておったら、ついに動かなくなっった。動かなくなったら何よりも手に負えないのが、車とパソコン。車は持ち上げるには重すぎて、パソコンは動かすには頑固すぎる・・・。はあー・・・。つかれちゃったねー。頼むから、この時代遅れのパソコンちゃん！！ゆっくりでもいいから確実に、前へ進んでおくれ！何よりも困るのはメールチェックできない事。さあー！さあー！さあー！どうする？どうする？・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だいぶん時間が経過して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何よりも困るのは、フリマオークションに出店できないこと。だって・・・画像が・・・この古びたパソコンには入ってない！のだ！おー！のおー！おーまいがっ！でも大丈夫！君はかわいーい！僕のパソコーン。古いかたちーがとてもふてきー！っとこんな風ーにおだててどうにかガンバってもらいましょう！

  2001.10.05

• ついにやっとこ！Ｐａｒｔ２！

  製作中だったフォーマルドレスがやっと出来上がりました。次はブルーのカクテルドレス？さー！次！頑張るぞ！出来上がりをイメージする瞬間がふっふっふ・・・。とっても楽しいのだ！

  2001.10.04

• ついにやっとこ！」

  どうにかこうにかここまでこぎつけて、フリマオークションに出品しました！で・で・で・も完全無料！だと思っていたら・・・ああ～ん！悲しい！！！期限がななな・・・んと２８日のＡＭ９：５９だったんです。なんて・・・ドジなんでしょう！ばか！ばか！ばか！ぽこ！ぽこ！ぽこ！

  2001.09.29

• 今でも感謝しています！（１９９９年９月２４日篇）

  ブーリンが手術を終えて帰って来た日は、ずっとブーリンに付き添って眠れませんでした。彼はエリザベスカラーを着け、痛々しい状態でした。でも、彼には言葉が通じず、ずーっと狭いいゲージの中にいたせいか、動いてはいけないのに箱から隙があったら飛び出ようとするんです。うとうとっとしていると、ブーリンが動いて目がさめる。そんなことを繰り返しているうちに夜があけてしまいました。忘れもしません９月の２４日。ブーリンの抜糸が済んでほっとしていたある日、ふと見ると糸が残っているではありませんか！私はどうしたらいいのか、戸惑いました。迷った挙句、以前診てもらったことのある病院へ。事情を説明すると先生が心配そうに、「ちょっとレントゲンを撮ってみましょう！」結果は、腰の骨が完全に折れていて、内臓を圧迫しているとのこと。「ほっておくと排便排尿に支障をきたす可能性があります。すぐ手術をした方がいいですが、とっても難しいので、外科の良い先生を紹介しますから明日にでも行って下さい。」とのことでした。私は思ってもいなっかった言葉に、不安で一杯でした。また彼が、苦しい思いをすると考えただけで胸が苦しくなり、涙が止まらず仕方ありませんでした。先生はすぐ紹介先の先生に電話で連絡を取ってくださいました。その日はレントゲン写真を持って、ブーリンを連れて帰りました。

  2001.09.24

• 今でも感謝しています！（１９９９年９月４日篇）

  いよいよブーリンの手術の日がやって来ました。手術の前に一目ブーリンに会いたくて、朝一番に面会に行きました。事故に遭ってから今日で６日目。人間だったらあまりの苦痛に、泣き叫んでいるに違いありません。しかし、ブーリンはほとんど鳴く（泣く）事もなく、点滴をされながらひたすら耐えておりました。腰の骨が折れ、右足も骨折。右足は完全にぶら下がっている状態です。それでも、私の姿を見ると、必死で起きあがり、声にならないほどの小さな声でニャー・・・と鳴き、私の差し出す指に鼻をこすりつけてきます。けなげな彼の姿に胸が詰まる思いで、「今日の手術がんばってよ！ぶーりん！」と励まし、病院を後にしました。夕方、手術後の彼に会いに、娘２人を連れて急いで病院へ。彼はまだ、麻酔が覚めきっておらずもうろうとしておりました。彼の右足はふさふさしていた毛を剃られ、まるで鳥の足のステーキ用の肉のように丸裸になっており、皮と皮を引っ張り合わせてぐるっと巻いて、細い針金のようなもので何カ所も止めてありました。彼の白い素肌に張り付いたその傷跡の上には、赤い消毒液が痛々しく塗られており、私は何とも言いようのない複雑な気持ちを味わいました。あまりの傷跡のひどさに、動物の手術と言うものはこんなものなのか・・・と正直言って、少々がっかりさせられました。しかし、彼の命には代えられない。助けていただいたのにそんなことを思っては、罰があたる！と自分をたしなめ、先生のお話を伺う事にしました。「とっても大変な手術でした。」レントゲン写真を見せていただくと、彼の足の中に鋭い針金のようなものがはっきり映っておりました。これからずっと、彼があんなものを足の中に入れて生活するのかと思うと、不安でなりません。「腰の骨が折れているのですが、とても微妙なところで手術ができません。でも、自然に筋肉が発達して直ると思いますから大丈夫でしょう。とりあへず退院は２日後と言うことで。その後は、２週間後に抜糸に来てください。」大丈夫？本当に大丈夫なのだろうか？そんな不安を胸に、この日はぐったりしているブーリンを置いて家に帰ることにしました。

  2001.09.04

• 今でも感謝しています！（１９９９年９月３日篇）

  昨夜、眠れない私はあることを決心しておりました。公営住宅に住んでおりましたので、ペットを飼う事はタブー。小雨の降っていたある日、公園で男の子達におもちゃにされていた小さな子猫。娘達が見るに見かねて連れて帰ってきて、泣きそうな顔をしながら「お願い！お母さん！」と訴えられたんです。もともと猫好きの私。子猫を手に乗せると・・・。あまりの軽さ、そして懐かしい感触、そして手の中にうずくまる鼻先のひんやりした感触。結婚して以来、動物はタブー！！！と自分に言い聞かせて来ていましたが、この子を手のひらに乗せた瞬間に、何か運命を感じたんです。この子はメイときよまる（独身時代に一緒に生活していた愛する猫）の生まれ変わりかも。そんな思いが沸々と沸き、まさか、元の所へ返しておいで・・・なんて言えませんでした。そして、「お願い！ダーリン！」作戦の末、結局、ご近所の目を気にしながらのブーリンとの生活が始まったわけです。でも、いつも何かしら罪悪感があり、堂々と走り回らせてやれないつらさがありました。そんな中、今回の事故。そして私は強く！強く！心に誓ったんです。絶対ブーリンと堂々と住める場所へ引っ越す！この決心を胸に朝一番にブーリンの面会へ。先生にお会いして事情を詳しくお聞きしました。８月３０日午後。Ｏさんが車で家を出て、団地の中のメインストリートに出ると、一匹の猫が道の真ん中に何かを待っているように伏せておりました。元々、犬を飼っておられる動物好きのＯさんは、「そんなところにいたら、車に跳ねられちゃうじゃない・・・」と車を止めて、車から降りようとしたその瞬間。向こうからものすごいスピードで走ってきた白い車にその猫はドーン！！！と跳ねとばされました。その車は、スピードをゆるめることもなく走り去りました。Ｏさんは、あまりの出来事に一瞬呆然。するとその猫は這うようにして進み、電信柱に必死で登ろうとし始めました。しかしそんな力があるわけがありません。その猫は、必死に這って道路際の池の土手に転がり落ちました。Ｏさんは、あわてて駆け寄り必死で手を伸ばして、猫を引きずりあげました。猫の肛門からはかなりの出血。猫はすでにぐったりしておりました。Ｏさんは、すぐに抱き上げ自分の車の後部座席に猫を寝かすと、以前行ったことのある近くの動物病院へ車を飛ばしました。着いたときには出血がかなりひどく、Ｏさんの車のシートは猫の血液でかなり汚れておりました。呼吸困難に陥っている猫を見たとき、もう手遅れかも・・・。と先生は思ったそうです。しかしながら、処置の早さが運を好して一命をとりとめる事ができました。何よりもすぐにブーリンを運んでくださったＯさんには、深く深く感謝しております。本当にブーリンは運の強い子です。Ｏさんが運んでくださっていなかったら・・・。私たちはきっとブーリンとこうして楽しく過ごす事はなかったのですから。そして、様態がだいぶん落ち着いたと言うことで、９月４日に手術をする事になりました。ただただ、手術がうまくいくことを家族で願うばかりです。

  2001.09.03

• 今でも感謝しています！（１９９９年９月２日篇）

  　ついに４日目。私はブーリンのチラシを作り始めました。一番ブーリンらしく写っている写真をコピーし、何枚も何枚も用意しました。グレーのサバトラ猫。ブルーの首輪をしています。名前はブーリン！瞳は澄んだグリーン！そんなことをしているうちに、夕方がやっていきました。娘達は帰ってくるなり・・・「ぶーりんは？」今日も帰ってきていない事を知ると、さすがの娘達も絶望の色を隠せない様子。私の作ったチラシを見て、これが最後の手段であることを察知しておりました。肩を落とす娘達に、私は、もう一回捜してみよう！と声をかけずにはいられませんでした。私が諦めたら、それで最後だと、二度とブーリンに会えなくなると解っていたからです。もう一回捜してみよう！その声に娘達は歓声をあげました。早速、もう一度はじめからやり直し！ブーリンがよく行っていた公園へ行くと、近所の女の子がおりました。「ブーリンが８月３０日からずーっと帰って来てないんだけど、どこかで見なかった？」すると、「えっとね・・・。最近見てないけど・・・。この間、公園で見たから、ブーリンって呼んだら・・・あっちの道路の方へ走って行ったよ・・・。でもそれからは全然見てないよ。」私たちの心を一筋の光が照らしてくれた様でした。３人顔を見合わせて、道向こうの団地をもう一度捜索する事にしました。丹念に丹念に歩いていきました。でも、ブーリンはどこににもいません。いくら名前を呼んでも姿を現してはくれませんでした。ほとんど諦めかけた気分で、池沿いの住宅の前にさしかかったとき、私の苦手な毛虫が集団発生しており、悲鳴をあげて方向転換し、道下の藤棚の方へ思わず走って逃げようとしたんです。すると、その横にひっそりと立っている掲示板に、何かが張ってあるのが目に飛び込んできました。よく見ると「迷い猫をお預かりしています！色：グレイ。足跡のマークのついた青い首輪をつけています。歳は１歳くらい。私は思わず絶叫しました。そして、娘達も歓声をあげました。ブーリンだ！ブーリンだ！絶対ブーリンだ！キャー！やった！やった！やったぁぁぁー！ブーリンに会える！電話番号！電話番号！電話ばんごォォォー！私たちはそのチラシをはがし、子供達と狂喜乱舞しながら、本当に飛び跳ねながら家に帰ったのでした。　早速電話をすると、そこは動物病院。ああーよかった！保護してくださっていたんだ。そんな思いで「今すぐそちらへ伺います！」ブーリンの籠だけを手に、３人で車に飛び乗りブーリンの待つ動物病院へ・・・。はしる！走る！その間も興奮した私たち！ブーリーン！今行くから待っててよぉぉぉぉおおお！！！！　病院に着くと、留守番の方が待ってくれておりました。すぐ！そう！すぐ！連れて帰るぞ！そう思っていた私たちは、ブーリンの変わり果てた姿を見た時は、一瞬、いったい何が起こっているのか？、いったいこれがどういう事を意味しているのか？全く解らない状態に陥りました。「えっ？！どういうこと？ホントにおかまちゃんの手術されちゃってるわけ？でも・・・そんなこと頼んでないぞ？それに・・・えっ？これ？いったい・・・」と訳の分からない事が、頭の中を駆けめぐりました。そして、あまりの痛々しさに涙が次から次にこぼれ落ちてきました。「いったいどういうことなんでしょう？」私の問いにその方が静かに状況を説明してくださいました。なんと！ブーリンは８月３０日の午後に車に跳ね飛ばされ、瀕死の状態でかつぎこまれていたのです。私と末娘の見た夢。あれは、きっと、瀕死のブーリンが必死に「おうちにかえりたいよー！早く帰りたいよー！早く迎えにきてよー！」と私たちに訴えていたに違いありません。私たちは、腰が砕け、足が折れ、出血し、点滴で前足の腫れ上がったブーリンをその日は、置いて帰る以外他にありませんでした。でも、救いは、そんな状況でも、彼の意識がしっかりしていたことです。ゲージごしに、私たちの差し出す手に必死にすり寄ろうとするブーリンの姿を見たとき、彼がずっと諦めていなかったんだと言うことを知りました。私たちにまた会うことを。そして、私たちと家に帰る事を。ブーリン！よく頑張ったね・・・

  2001.09.02

• 今でも感謝しています！（１９９９年９月１日篇）

  　ブーリンの消息をつかめないまま、時間だけけがどんどん過ぎていきました。私たちは、焦りと希望と諦めの３日目を迎えました。ただ、不思議なことに私たちは、ブーリンがどこかで私たちをきっと待っている。そんな気がしてなりませんでした。ブーリンは男の子。もしかしたら素敵な彼女の後を追いかけて　ついていったのかもしれないし、あまりのかわいさにどこかの子供が連れて帰ってしまったのかもしれないし・・・。そんなことを考えながら、娘達も私もそれぞれの耐えきれないほどのながーい時間を過ごさねばなりませんでした。やっと、待ちわびた自由になる時間、夕方が訪れ、私たちはまたしてもブーリンの捜索に出かけるのでした。今日は、少し離れた所を捜してみよう！と車で、よく野良猫達が集っている山際へ・・・。しかし、ブーリンらしき猫の姿は見あたらず、結局、今日も収穫は全くないまま暮れかかった道を肩を落として帰る事になったのです。そして、今日も愛するブーリンの姿を目にすることなく、一日が過ぎていきました。ブーリーン！いったい君はどこへ行ってしまったのぉー？！！！

  2001.09.01

• 今でも感謝しています！（１９９９年８月３１日篇）

  　朝になり、末娘が布団の中から私を呼ぶので、言ってみると眠そうな目をこすりながら、「お母さんブーリンの夢を見た。」と言うのです。実は私もブーリンの夢を見ていたので、この偶然の一致に少々驚きながら、「どんな夢？」と聞き返すと、「あのね・・・ブーリンがね、病院のテーブルの上にいるの。それでね、おかまになっててね。それでね・・・ブーリンにね、どこに行ってたの？って聞いたらね・・・お母さんに会いに行ってたって言ったの。それでね、一緒に帰ったの。」これを聞いて実はほっとしたんです。なぜなら、私の夢は草むらの中をブーリンを呼びながら捜していると、不意に横たわっているブーリンが視界に飛び込んで来て・・・抱き上げるとなんだかお煎餅のように硬くって・・・。上の娘に必死でブーリンが！・・・ブーリンが！と叫んでる夢だったんですから。こんなに帰ってこないなんて何かあったに違いない！という潜在意識をもって物事を考えるか、末娘のようにただただ帰ってくると信じて、純粋に待ちこがれているかで、見る夢もこんなに変わるのだな・・・と反省させられた次第。それから、帰ってくることを信じて、みんなで捜索、聞き込み調査をはじめたんです。しかし、決め手になる情報はこの日も全く得られないまま、日が暮れていきました。お願いだから・・・帰ってきてよ～！ブ～リ～ン！

  2001.08.31

• 今でも感謝しています！（１９９９年８月３０日篇）

  　もうあれから２年が経ちました。ブーリンは少しだけ右足が成長不良ではありますが、とっっても元気にやってます。今ではあぶばぶ一座の座長を勤めるほど立派に成長しました。　１９９９年８月３０日。足の手術で入院していた上の娘が退院する日。私も娘も久しぶりに下の娘とブーリンとゆっくり夜を過ごすのを、とっても楽しみにしておりました。下の娘も寂しい日々に文句一つ言うことなく私たちを首を長くして待ってくれていました。待っていたのは末娘だけではなかったようです。ブーリンも寂しかったのでしょう。その日に彼は道路の真ん中で私たちの乗った車が帰ってくるのを待っていてくれた様なんです。　家にやっとたどり着き、みんなでほっとしてやっぱり家が一番だね・・・。なんて話しておりました。ただ、若干一名誰かが足りない。そう！ブーリンの姿が見えません。みんなあちこち捜したけれど見あたらない。鉄砲玉のブーリンのやつ！また遠出をきめこんでほっつき歩いてるな？！くらいで気にも止めていませんでした。本気で心配し始めたのは、当日の夜。呼んでも叫んでも彼は帰ってこなかったんです。夕方５時過ぎには必ずお腹をすかせて帰ってきていたブーリンが１２時を過ぎても帰ってこない。いつでも帰ってこれるように窓をすこーしだけ開けて、その日は眠りにつきました。

  2001.08.30

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