全て
| カテゴリ未分類
| 社会
| 生活
| 景観
| 旅日記
| 地域
| 時代
| 催事
| 書評
| 季節
| 多様性
| 仕事
| 放送
| 技術
| 自然
| 人物
| 記録
| おススメ
カテゴリ:放送
伝統的生活陶器+工業用陶器+輸出用陶器 笠間焼の近世・近代・現代220502
笠間焼とは 1)に「多様な顔を持つ、関東で最も古い焼き物産地」 2)に「関東で最古。益子焼とは兄弟産地」 3)は「こうあるべき」といった型にとわられず、作家たちが自由な活動を行ってきたことが、窯ごとに表情が異なる」との説明。 4)そうか、「釉薬の一種である「柿釉」と呼ばれる、赤みを帯びた色合いに仕上がる薬を使い水甕や壺を主に作った」江戸時代。 5)「飴釉や青釉などの色味が加わり、すり鉢と茶壺が主力製品」とする明治時代。 要は、笠間焼=一元的に捉えては「いけない」ということらしい。特に、「赤みを帯びた色合いに仕上がる」のみでは、視野が狭いようだ。 その転機は、実に戦後の一時期にあった。 補導所・指導所に工業団地、公共の支援。 時代によって嗜好も生活様式も違ってくる。それを予知したのか、近世・近代の笠間焼作風に見切りをつけたかに見える。 伝統的製法の行き詰まりを想定したか、工業団地の造成。 技術者養成の補導所、のちに指導所を開設し、他県からの移住も受け入れる。 作家のみならず陶芸士も増加し、多様な作品創作に移行。 国内の家庭用需要とは別に、工業用製陶品に加えて輸出用陶芸品。 販路の拡大を官民ともに取り組んだ。その延長線上に「窯ごとに表情が異なる」や「『こうあるべき』といった型にとわられず」の<多様性>に裏打ちされた<強靱さ>をもつ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年05月02日 15時06分20秒
コメント(0) | コメントを書く
[放送] カテゴリの最新記事
|