2006/12/07(木)20:01
いじめについて その1
いじめが悪いこととは思わない。
それで人が成長していくなら。
でも、いじめられてる方は、辛くて仕方がない。
だから、止めようと言うほうにつながる。
「いじめてる人が弱くて」
「いじめられてる方は弱くない」
こんな言葉、誰にだって言えるよ。
ねぇ、文部科学大臣さん。
それでも、俺は言う。
いじめてる人、君は自分の弱さを晒しているのを分かっているかい?
皆と一丸になって攻撃することでしか、
相手を傷つけることさえ出来ない情けなさ。
それを、分かっているかい?
君の心の中では、いじめの動機は、
「楽しいから」って言う風に、表はなっているだろうけど、
心の奥深くでは、君の気づかないうちに、
正々堂々と戦ったら負けるから、
皆で力を合わせなきゃ。
っていうなさけない気持ちがあること、
分かっているかい?
いじめられてる人、君も弱いの、分かっているかい?
その相手に向き合おうとしないで、
いつも逃げてる弱さ、情けなさ、分かっているかい?
こうなったら、もう平和主義なんて掲げてられないんだよ。
いじめが始まっちゃったら、
もう教室は戦場なんだよ。
退いたら負ける。弱音を見せたら負ける。
けんか腰でも何でも、勝負してみろよ。
それで相手が逃げたら、君の勝ちだ。
スポーツにはルールがあるように、
人生にもルールがあると思うんだ。
でも、それは簡単。1つしかない。
「辛いことから、逃げてはいけない」
ただ、それだけ。
脇道にそれるのはアリだと思う。
ただ、引き返したり、壁から逃げたりするのは、ナシだ。
変化球でも直球でも、戦ってやれ。
一発ぶん殴って、いじめっ子の目を覚まさせてやれ。
「お前は本当は弱いんだ」って自覚させてやれ。
そんなことするのは怖い?
そんなことしても意味はない?
勇気がない?そりゃあそうだ。
全部、その通りだ。
だけど、そのいじめによって、
どうせ君の人生は狂ってしまうんだろ?
それなら・・・
いじめっ子に思い知らせて、
スッキリして迎える人生の失敗と、
ただ逃げて逃げて、
逃げてもまた追い回されて、
ずっと人生を過ごしてく。
そんな人生の失敗、どっちがいい?
逃げたって何も変わりはしないんだ。
社会がいじめ撲滅に進んでくれるわけじゃない。
いじめっ子がいなくなってくれるわけじゃない。
君の心の傷は、ずっと深く、深く、
一生をかけて直すようなものになるんだ。
それなら・・・
いじめ撲滅事業に貢献したつもりで、
いじめっ子をぶん殴ってやれよ。
その方が、スッキリすると思うな。俺は。
・・・なんて言っても、
俺は今まで、中途半端に反抗して、
逃げてきただけのような気がする。