【黄金を抱いて翔べ】高崎映画祭:１１人の受賞者にトロフィー授与　／群馬

   高崎映画祭:１１人の受賞者にトロフィー授与　／群馬毎日新聞　2013年03月25日　地方版 記念の「高崎だるま」を手に、ステージに並ぶ第２７回高崎映画祭の各賞受賞者＝高崎市末広町の市文化会館で  　第２７回高崎映画祭の授賞式が２４日、高崎市末広町の市文化会館で開かれた。「黄金を抱いて翔べ」で最優秀監督賞に輝いた井筒和幸監督ら、１１人の受賞者全員が出席。同市のガラス工芸作家、木村明さん制作のトロフィーなどが手渡された。　原発事故をテーマにした「希望の国」で最優秀主演男優賞に選ばれた夏八木勲さんは、「このテーマをどういうふうに見てくださるか心配していたが、この賞が決まったと知らせが来て、本当に励みになった」と心境を語り、「受賞が決まった後、１２月の誕生日には花束、バレンタインにはチョコレート、そして見事なトマトが、映画祭から送られて来て、本当に感激した」と会場をわかせた。　「夢売るふたり」で最優秀主演女優賞が贈られた松たか子さんは「また、皆さんに面白がってもらえるような映画に関われるよう、精進します」と喜びを語った。　同映画で最優秀監督賞の西川美和監督は「ずっと応援してくれてている映画祭に選ばれ、また頑張りたい、また高崎に来たいと思う」と述べた。【増田勝彦】