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カテゴリ:高村薫先生関連
こちら小説にチャンミン、東方神起の名前がご登場とのことで。 当時もこの雑誌は購入しましたが、今回四人組シリーズとして出版されましたので 読んでみました。
先生初のユーモア小説に挑む、とのことでしたが、 まあ、なんというか、ブラックユーモア?的な?
ぞっとすることでもなく、後味悪いことでもない、
寒村に集う、元村長、元助役、郵便局長、野菜売りの小母さん四人組みの 一癖も二癖もあるユーモアがちりばめられた小説でした。
ごくごく普通の寂れた田舎のお年寄りのお話かと思えば 摩訶不思議、でもさもあらんというか。 これって罷り通ることだっけ? これでいいんだっけ?
といった地方の老人のいる村からの視点の作品の中に、 行政事情をちくりとつつくようなことが掛かれていたりと・・・ 高村先生らしい作風は健在でありつつのユーモア小説・・になるのかな。
全編と押して結末へと向かっては居ますが、読み切りとして雑誌に発表されてたので そのまま短編小説として、きっちりひとつひとつが終わりますので読みやすい。 なので、読み始めたら止まらずに、一気に読み終えることができました。
とにかくこの老人、四人組のバイタリティが(笑) 一見、郵便局兼、集会所と化している場所にて、毎日が淡々と何事もなく進んでいるような描写の中から (お茶、お茶菓子の栗羊羹、渋柿の皮むき等々)度々、常識では考えられないトンデモ事件が(笑) それを予想を裏切る?形で終焉させていく。
そんな先生の中で、2013年の東方神起の日産スタジアムと(笑)チャンミンは、この小説にも 登場させるほどの社会情勢であったのでしょうか?(笑) なんにせよ、日産スタジアムは東方神起にとっても歴史的な記録として残っているので。 こうして「黄金」からのご縁のチャンミンとの繋がりがあるようで、嬉しかったりもしました。
これ、貴重なショットですよね。
爆破のときかな~とも思うんですよね。3人が逃げた時くらい? 衣装は同じですけどね。
この場所は吹田市ではない・・・んですけど、もしこの場所での撮影でしたら、 や、先生のお住まいは知りませんけど(当然だ)そこまで足を運ばれたのだと。 もしかして、先生のお住まいからはさほど距離はないのかもですが。 それでもこうして行かれて、監督、出演者、キャストに会った・・・てことはですよ。 先生にとっても、デビュー作のこの「黄金」が、地元を理解している井筒監督の手によって映画化され ロケも、メインは大阪で行われたことが嬉しかったのではないのかな~と思いました(※私の推測の域でございます)
あーもう、モモのチャンミンはねーー モモはねーもう消えない、ずっと忘れない。これほどまでに好きになった、 しかもサスペンス仕立ての小説の登場人物なんてありえませんでした(笑)
あの頃どれだけ「黄金」情報を追い求め、 日々せっせと(笑)ブログに書きとめ、ひとつでも洩らさないようにと。 その中で、小説を何度も読み、映画の公開を待ちわびて、公開されるまでのほんの些細な情報に 一喜一憂して。 映画が公開されて、何度(笑)映画館に足を運んだのだろう。 いやー週2~3回は行ってたんじゃないかな~(怖) 何度見ても何度見ても足りなくて。公開中は家でなんてじっとしていられなかった、もう重症。 そして行き着く先は、アカデミー授賞式、それが最終目的?というか、 映画出演が決まり、私が「黄金」情報を追いかけていた当初から、 チャンミンは必ずレッドカーペットを歩くと、ずっと思い描いていたなあ。 もうずーーーっと、あの会場で、タキシード姿で颯爽と歩く、チャンミンをイメージしていました。 必ず、チャンミンは受賞する!て。新人賞を受賞するんだっ!と信じて疑わなかった~ なんか何度も書いてるようですけどすみません(汗)
受賞のあの瞬間、なにか自分の中でもひとつの区切りであったように思います。 だからといって「黄金」はいつまでも小説として、映画として残っていて、いつもその世界に触れることができるので。いつまでも大好きな作品で。 自分でも、何箇所かあるロケ地までこうして足を運ぶとは思っても居ませんでしたけど。 (あ、何気にですけど「黄金」カテゴリーを以前より細かく分類しております。ロケ地めぐり、考察、出演者、安室ちゃんなどなど) この作品に出会えたことに感謝しています。 でもここまでの思いを抱くのも、 やっぱりそれは、モモをチャンミンが演じたからなんだろうと思いますけどね(結局)
て、「四人組がいた。」の感想はどうした(あれ?)
チャンミン、東方神起、日産スタジアムの名前が登場の回。
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