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2005.08.25
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カテゴリ:書籍

まともな人まともな人


ベストセラー『バカの壁』で有名な解剖学者、養老孟司の連載エッセイを単行本化したもの。いままであまり感じなかったのだが、本書を読んで、養老先生は割と毒のある書き方をする人だと思った。

たとえば「寝ている間に脳は起きているときと同じ量のエネルギーを消費する。つまり意識があるというのは、そのていどのことだともいえる」(181ページ)と言う。人間は儚いものである。

また、働かない若者に対して、こういう見方をする――「一生懸命に働き、経済を発展させ、物質的に豊かな世界を作ってきたのは、なんのためか。安全快適で、暇な世界を作るためである。それなら若者が努力せず、遊んでいるとして、怒る理由はない」(40ページ)――仰るとおりである。

これは『バカの壁』にもつながる、養老先生特有のモノの見方なのだと思うのだが、要は、物事を一面的に見てはいけない、目の前の事実を事実として見つめる、ということなのであろう。科学者として正しい態度だと思う。








最終更新日  2005.08.25 20:33:53
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