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カテゴリ:書籍
後藤新平伝
後藤新平――明治時代の人。内務省衛生局長、満鉄初代総裁、外務大臣、東京市長を歴任するという傑物だが、なぜか歴史の教科書では影が薄い。関東大震災後の東京再建のための都市計画立案の際に大風呂敷を広げたという話が歴史本に載っていたので、一度、伝記を読んでみようと思い立った。 たいした人物である。もともとは医者であるが、板垣退助が暴漢に襲われた際に治療したり、伊藤博文に意見を具申したり、満州における軍部の拡大を懸念する一方、スターリンの理解を取り付けたり、正力松太郎に読売新聞を買収する資金を貸したり、と。 ■メーカー/販売元 星亮一=著/平凡社/2005年06月発行 ■販売店は こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.05 17:26:34
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