|
カテゴリ:書籍
ブラックホール戦争スティーブン・ホーキングは、一般相対論の立場からブラックホールに吸い込まれた情報は永遠に失われると論じた。これに対して著者サスキンドは情報が失われることはないという論陣を張り、物理学の根本原理をめぐる20年にわたる論争が始まった。 「情報のパラドックス」という問題をめぐって、本書の著者である理論物理学者のレオナルド・サスキンドは、車椅子の物理学者として有名なスティーヴン・ホーキング*と 20 年以上にわたって論争を続けた。本書はその理論的対決の物語だ。 「情報のパラドックス」とは、ブラックホールに落ち込む粒子の情報は永遠に失われるのかどうかという問題である。 20 年以上に及ぶ論争から「ブラックホールの相補性」や「ホログラフィック原理」といった新しいアイデアが生まれ、それらは今では世界中で盛んに研究されるにいたっている。 本書は、ホーキングを糾弾するような内容ではない。 ■メーカーサイト⇒レオナルド・サスキンド/林田陽子=著/日経BP社/日経BP出版センター/2009年10月発行 ブラックホール戦争 ■販売店は こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.05 17:20:29
コメント(0) | コメントを書く
[書籍] カテゴリの最新記事
|