ぱふぅ家のサイバー小物

2010/11/08(月)23:47

【ニュータイプなうつ病は治りにくい】医者を悩ます「ニュータイプなうつ病」がわかる本

書籍(883)

医者を悩ます「ニュータイプなうつ病」がわかる本  多少の残業時間があっても、いくらか裁量権が制限されていても、仕事に対する達成感があれば、なんとかやっていける人も多いようです。うつ病による社会損失はだという。そんな中、「ニュータイプなうつ病」が増えている。それは、「長引く/教科書破り/若年化/多様化/軽症にみえる/治療が難しい/社会復帰しづらい」という特徴があり、旧来の治療法が通用しない病気だという。こんな病気にかかると、家族も、上司も、同僚も、部下も、人事担当者も、学生担当の教員も、精神科医も、みんなが困ってしまう。精神科医として長いキャリアを持つ筆者は、「ニュータイプなうつ病」の問題点として「ニュータイプなうつ病はわかりにくい」「ニュータイプなうつ病は治りにくい」(20 ページ)をあげる。そして筆者は、「残業時間の多さと裁量権のなさがうつ病を増やしているよう」(172 ページ)だと分析。加えて、「多少の残業時間があっても、いくらか裁量権が制限されていても、仕事に対する達成感があれば、なんとかやっていける人も多い」(172 ページ)と指摘している。いまの日本の元気の無さが、「ニュータイプなうつ病」に反映されているのかもしれない。 ■メーカーサイト⇒山田和男=著/講談社/2009年09月発行 医者を悩ます「ニュータイプなうつ病」がわかる本■販売店は こちら

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