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2016.01.03
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カテゴリ:書籍
「上司」という病

「上司」という病

 そもそも「上司になる」「上の立場に立つ」というのは「何かが許される立場になる」ということにほかならない。(21ページ)
著者・編者片田珠美=著
出版情報青春出版社
出版年月2015年11月発行

著者は、精神科医の片田珠美さん。「どんな職場にも『困った上司』『迷惑な上司』というものがいる」として、その傾向と対策として、「賢いイエスマン」になることを勧める。

片田さんは、「このご時世、問題を隠蔽し続けることなどほとんど不可能」(57 ページ)と指摘する。これには同感だが、権力とは「相手が嫌がることを、無理矢理にでもやらせることができる力」(49 ページ)という定義はどうだろう。
片田さんの指摘は、通読すると現実をよく言い表しているように感じるのだが、逆の論理が成り立たない。つまり、「相手が嫌がることを、無理矢理にでもやらせることができる力」は、そもそも「権力」とは呼ばない。

また、「他人に任せられない上司」として、「個人としては本当に優秀なタイプ」を挙げる。確かにそういうタイプはいるが、経験を楯に部下にプレッシャーをかけることは問題だろうか。
部下の「他人の欲望を満たそう」「承認欲求」「波風を立てたくない」といった心理にも問題があると指摘する。こうした心理を持つ部下が、常に問題だと限らない。
さらに、「老害と呼ばれる人たちの多くが、業績に関する責任を担っていない」(161 ページ)と指摘する。これもその通りなのだが、業績に関する責任を担っていない老人たちがすべて「老害」だとは限らない。

つまり、片田さんが挙げている、問題のある上司の傾向は必要条件であって、十分条件ではない。したがって、その対策も不十分、場合によっては上司と部下の関係を壊すことになりかねない。

本書は、自分が「困った上司」「迷惑な上司」にならないようにするための 1 つのガイドラインにはなるが、この通りに行動したから必ず問題解決するものではないと感じた。







最終更新日  2016.01.03 11:58:41
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