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カテゴリ:書籍
著者は、サイエンス作家で、ミステリー作家「湯川薫」としても活躍する竹内薫さん。ベストセラーになった『99.9%は仮説』(光文社新書)の著者でもある。本書には数式も登場するが、ゼータ関数がどれか、視覚的に把握しておけば楽しめる趣向になっている。これから数学を研究しようという学生さん、SF 大好きなお父さんにお勧め。 なぜ、13 年ゼミと 17 年ゼミは大発生するのか――かつては 10 年ゼミや 12 年ゼミもいたらしい。素数が生存戦略に有利に働いた結果である。 素数の発生数をグラフにすると、階段状になる。この「素数階段」を忠実に再現できるのが「リーマンの公式」だ。リーマンの公式には「ゼータ関数」と呼ばれる関数が含まれている。 もちろん、東京工業大学の「素数ネタ」も紹介されている(爆笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.07.06 12:04:23
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