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2018.02.21
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カテゴリ:オーディオ
13.1ch対応AVアンプ「AVC-X8500H」

13.1ch対応AVアンプ「AVC-X8500H」

 サラウンドアンプのフラッグシップ機
製造/販売デノン
製品情報13.1ch対応AVアンプ「AVC-X8500H」
価格比較ここをクリック 

AVR-7200W の上位モデルと言う位置づけだが、開発に 2 年の歳月をかけ、2007 年の「AVC-A1HD」に匹敵する、10 年ぶりに更新したコンセプチュアルな製品。独立した 13ch のアンプを内蔵したド級製品である。
モンスター AV アンプと自称するだけあり、圧倒的なパワー感には息を呑む。
パワーアンプ部は、1 基板あたり 1 アンプの独立したモジュールとして 13 枚を搭載(モノリス・コンストラクション)。大電流タイプのパワートランジスター「DHCT」(Denon High Current Transistor)の採用は 7200 を踏襲したもの。全チャンネル同一クオリティーで定格最大 150W×13 の出力が可能となっている。
使用するトランジスター(DHCT)は、アイドリング電流補償用のデバイスを内蔵し、アイドリング安定度を向上。さらに最新薄膜プロセスを使用して抵抗を抑え、放熱性も改善しているという。ヒートシンクには 2mm 厚の銅板を使用。13ch あることもあり、放熱対策も万全だ。
デザインの刷新や新規DSP の採用なども実施し、長期間使っても陳腐化しない先進的な設計としたという。筺体カバーははサイドが 2mm 厚、トップが 1mm 厚で、ネジなども新しいものを採用している。放熱用のスリッドも共振を防ぐため独特な形状。前面のアルミトラップドアは 8mm と通常にはない厚さで、ここも堅牢性の向上に一役買っているそうだ。
内部は大型の EI トランスを中心に据えたシンメトリーデザイン。これは 1970 年代末に開発した「POA-3000」以降の伝統とのこと。EI トランスはコアサイズが 111mm、積圧が 90mm で、重量は 8.2?もある。電源部も強力で、13ch 同時出力時は実測で 1557W/8Ωの出力ができるという。ブロックコンデンサーは AVR-7200W と同様カスタムで、22000uF と大容量になっている。
DSP はアナログデバイセズ製「SHARC」プロセッサーの最新版を採用した。13.2ch プロセッシングに対応(デコードやアップミックス)。ドルビーアトモスで 7.1.6ch(DTS:X では規格上 7.1.4ch まで)に対応するほか、Auro-3D の 13.1ch にも対応(5 月に無償ファームアップ)予定。また 9.2ch などフロントワイド ch の利用も復活した。プリアウトは 15.2ch 分持つ。
AVR-7200W の 4 チップから 2 チップになったが、デュアルコア化しているので、処理速度やメモリー速度は上がっているという。
オーディオ回路としては、入力セレクターと、13.2ch のボリューム、6 基あるアンプアサイナー部を独立している点が特徴。1 チップでまかなうケースもあるが、JRC と共同で最新 CMOS プロセスを使用したチップを開発した。
13ch のアンプの割り振りは、プリセットで Dolby Atmos の「7.1.6ch」(天井用に 6 スピーカーを使用)や Auro-3D の「13.1ch」などが用意されている。これを基本にしつつ、フロントスピーカーだけをバイアンプにした「11.1ch」や、フロントスピーカーを 2種類用意して、サラウンド再生用とマルチチャンネル用を使い分けられる「11.1ch+2ch モード」なども選べる。最近ではサラウンド用にも低域成分を含むソースがあるので、5.1ch すべてのスピーカーをすべてラージタイプにして、バイアンプ駆動するといった使い方も面白いかもしれない。
D/A コンバーターは AKM の AK4490 を 8 個(15 回路分)使用。専用基板にマウントしている。デノン独自の「AL32 Processing」は全チャンネルに適用可能。残響と低域解像度の向上につながるという。また「Audyssey MultiEQ XT32」による音場補正機能も持つ。
これらデジタル回路用の電源は、ノイズコントロールのため、専用基板のうえに構成している。さらにスイッチング電源も 3 倍の速度に上げ、スイッチングノイズを可聴域外に出すといった工夫も盛り込んでいるそうだ。
シャーシに関しては 3 層構造にになっており、通常は 1mm程度の厚さが多い中、ボトムシャーシを 1.2mm 厚にして、さらにトランスプレートを 1.2mm、、ボトムプレートも 1.2mm とすることで、合計3.6mm 厚のシャーシとなっている。
映像面では Dolby Vision や、HDMI 2.1 で標準となる E-ARC にも対応する予定(すでに発表済みの AVR-X4400 から対応予定)。これはオブジェクトベースの信号を ARC経由で受けられるものだ。HDMI 2.0 の機種だが、ファームアップで HDMI 2.1 に対応予定。
dts VERTUAL X にも対応。また HEOS 機能を利用したネットワーク再生、ストリーミング機能なども装備。新版の「AVR Remote」を使った操作のほか、より詳細な調整が可能な有償アプリ「Auddysey MultiEQ Editor Apps」との連携も可能だ。
プリアウトは 15.2ch、アナログ入力は 7.1ch。スピーカーターミナルは 15 系統用意している。2 段あるうちの上段ターミナルは、Auro-3D や Dolby Atomos のハイト用など柔軟に対応できる。






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最終更新日  2018.02.21 12:34:05
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