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2018.06.12
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カテゴリ:書籍
夜間大気光のふしぎ

夜間大気光のふしぎ

 街明かりがまったくない山の中にいても、空と山の境界がはっきり見えるのは、夜の空から光が来ているためです。(18ページ)
著者・編者鈴木臣=著
出版情報幻冬舎メディアコンサルティング
出版年月2018年3月発行

著者は、オーロラや地磁気の観測研究を続け、夜間大気光を測定する高感度カメラを開発した塩川和夫さんと、『機動戦士ガンダム』の影響で地球科学を志したという鈴木臣さん。

天体写真を撮影していた頃、背景となる夜空は快晴のはずなのに、なぜか雲のような筋が写っていることがよくあった。当時は気にも留めていなかった。オーロラを観測を行ったことがあるのだが、それとも違う――これが「夜間大気光」である。「街明かりがまったくない山の中にいても、空と山の境界がはっきり見えるのは、夜の空から光が来ているため」(18 ページ)という。

地上から 80~400 キロメートル上空、密度が地上の 10 億分の 1 しかない大気が、太陽の紫外線を受けて発光するのが大気光の基本原理である。
「1990 年代になると、カメラのイメージング技術の向上によって、大気光という非常に微弱な光を撮像することが可能になり」(49 ページ)、大気光の研究が進んだ。
本書の口絵にカラー写真が掲載されているが、大気重力波、大気潮汐波・惑星波・伝搬性電離層攪乱・赤道域プラズマバブルなど、さまざまな大気光があることが明らかになってきている。






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最終更新日  2018.06.12 20:14:19
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