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2006/12/25(月)20:14

困難になった拉致問題解決

ニッカン・ゲンダイ、買って読んだわけではなく、ゲンダイ・ネットに書いてある話ですが、失敗に終わった6カ国協議で、拉致問題解決が極めて困難なことが明らかとなり、対北強硬路線を掲げた安倍政権は、来年5月にも退陣に追い込まれるという説があるのだそうです。 そうなんですかね? こういう記事で民主党の気が緩んでしまうのが私は心配。 昨年の衆議院選の前にも、衆議院を郵政民営化法案が通過した頃に、今、選挙をやれば、民主党が勝つという予測が週刊誌に出て、選挙準備を何にもしていない民主党が何を血迷ったか強攻策に出てしまい、参議院で郵政民営化法案否決、直ちに、衆議院解散。 解散即、選挙準備万全の自民党はポスターを貼り始め、結局、衆議院選で民主党は大敗、教育基本法では社民党から「体たらく」と言われても、数の論理でどうにもできない、という事態になっていることを考えなければいけません。 安倍政権、今のところは意外とリベラル路線をとっているんで、私としてはもう、自民党以外の何もかもぶち壊した小泉復活は勘弁して欲しいですね。 拉致問題解決が困難になったのも、北朝鮮が核兵器開発を進めてしまったのも、靖国参拝をして中韓を怒らせてしまい、中韓との連携を切ってしまった小泉政権の誤りによるものです。 さらに言うなら、あの屈辱的な平壌宣言により、金正日にフリーハンドを与えてしまったのは、小泉政権ですね。 私は、今日本がすべきことは、やはり対北強硬路線、北朝鮮が自主的に核放棄するか、平和的政権交代が起こるまで、何としてでも5カ国をまとめてより厳しい経済制裁を進めることだと思います。 週刊現代が、拉致被害者の「蓮池薫」さんが他の拉致事件に関与していると書いているんでしょうか?週刊誌の記事自体を読んでいませんが、蓮池薫さんは事実無根と主張なさっているそうです。 ですが、蓮池薫さん本人が拉致事件に関与していないとしても、蓮池薫さんのプロフィールを引き継いだ別の「蓮池薫」が日本に潜入して拉致事件を画策した、というようなことはありうるように思います。 日本国内で、こうしたことを巡って仲間討ちするのは金正日を喜ばせるだけです。 日本はもっと、国家としては認めがたい北朝鮮の醜悪な顔を直視すべきだと、私は思います。 ---------------- 毎日新聞の書いていることなので、本当なのかどうかわかりませんが、どうも週刊誌の記事内容は、週刊現代の記者が一方的に決めつけた話しのように思われます(こちらを参照)。 蓮池薫さんが、日本に帰還して良かった、と、思えるようにすることが、拉致問題解決に向けて北朝鮮に対する最大の圧力になると私は思うので、この記事に関しては、適切な対処がなされるべきだと思います。 ですが、北朝鮮は、ほかにも実在の日本人のパスポートを偽造して、'87年に大韓航空機爆破事件を起こしていたりするので、拉致被害者をかたって起こした事件が「無かった」と断定するわけにはいかないと思います。 ---------------- 科学雑誌でおなじみのNewton社e-Learningのご紹介はこちら 理工系受験生向け大学入試問題研究サイトはこちら 「大学への数学」の東京出版発行の書籍のお求めはこちら 横浜市杉田の代々木屋呉服店さんの楽天ショップはこちら ---------------- コメント、トラック・バックはこちらへお願いします。

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