2005/02/21(月)18:40
アレキサンダー
水曜日。レディースデー。女性は一律1000円の日!(^^)!
ということで、(どうせ、ファーストショーで同額なのですが)
観てきました。アレキサンダー。
古代史とか、元々、とにかく歴史が好きなのです。
友人は古代史のイメージといいましたが、卒論は担当の先生の論にひかれて現代史をやってしまいましたし。
それで思ったのは、わたしは「人がつくるできごと」そのものがすきなんだわということ。
公式では解けない人間の心理が動かし、他人の思わくと時代がからみ合って、起こる一つ一つのできごと、時間の流れ、そのものが好きなんだなあと感じたのは、もう・・・・・
昔だなあ。
でも、今の世界の動き、日本の動きをながめていると、
本と、人の考えることやできごとって不思議だと思います。
ホリエモン・・・いや堀江社長って、そう思うとなんだか信長みたい。若者に人気があるんだそうですね。
どんどん自分の考えを実行に移して、・・・信長だって「うつけもの」だったもんね。
全然映画とずれていますが、アレキサンダーは、大王と呼ばれる人が30才そこそこで死んだということが昔から不思議でした。大遠征で東西の文化が融合して、ヘレニズム文化ができたって習っただけで。
ヘレニズムってナニ?どういう意味?だから何なの?大体どんなところが違ったの?東大寺の柱がエンタシスって、エンタシスってどういう意味?そもそもアレキサンダーって何で王様になったの?
などという、中学と高校で習った知識のなぞはいまだに解けていませんが・・・(誰か、分かりやすく教えてください・・・)
とにかくなぞだらけの人なんで、映画も作られたと思うのですが、つまりそれで見に行ったわけです。
感想。
疲れた。
180分はつらい。TROY は、疲れながらも結構集中できたけど、なんとこの間約1時間、ふにふには眠ってしまったのでした。
大枠は面白かったです。エジプトの王になった将軍のひとりが伝記を口述筆記させている。その語り口で進むのですが。
言ってもいいかな・・・・
いいよね、日記だし。
NHK大河ドラマ年末総集編。
要するに、アレキサンダーの戦いの数々=彼の人生を語っているのです。3時間で。
だから、こっちがよく分からないまま、新たな土地で戦争をして、また次へという繰り返しで。しかも、目が覚めてから(ワタクシの)後は、アレ君が「次へ行こう」というたびに
部下たちが文句ぶーぶー言ってたなー。
なぜ彼が、大王と呼ばれるのか。
それは、井沢元彦氏説による「怨霊信仰」なのでは・・・と思ってしまったふにでした。
ギリシャローマは日本と同じく、万物多神教の文化だから・・・。
総集編ではなく、ほんとに大河ドラマでじっくり語ってほしかったなあ。きっと面白くなったと思いますが・・