2009/10/09(金)07:48
ちゃんと成長している子たち
このブログを初めて今月末で5年になりますが、
休職中、かなり早い時期に知り合いになったアスペ&ボーダーのお子さんのママがいます。
うちの子が小3、アスペ君は1年生、ボーダー君は2年生。
お互い、いろいろあって、悩みや面白いことを書きあって、
お互い参考にしながら、4年たちました。
3人の共通点は、子どもの話を聞く、親ばかといえるほど大好き、
アスペちゃんの不適応行動も、笑えることは笑ってネタにする!
その上、私はうつだったり、お2人も家庭の事情が大変だったりしたけれど、
幸い、学校や担任の先生の理解があって、
その子に適した対応をしてくれて、
悩む親の話を聞いてくれて、
という日々を積み重ねてきました。
そして最近は、
「○○の係りがやんとできたよ」
「運動会でどこにいるか分からなくなった」
「いつの間にか一人で宿題をやってる」
・・・・・
などなど、中学生と高学年になった3人は、
自分なりにできることをがんばって、
親の知らないところで活躍していることがあるようです。
「みんなと同じことができるようになったのはうれしいけど、
なんか物足りない~~」
と、贅沢な悩みまで。
付きっ切りだったり、学校のことを一つ一つ解決する手伝いをしたり、
行動のすべてを分からないとフォローもできなかったのに、
知らないうちに、人並みに行動できている!!!
これは、3人ともアスペルガーで、自閉が比較的重くはなかったから、
という条件だったこともあります。
でも、自閉圏の子は、
「これをするとよい」「これはしてはいけない」
をちゃんと教えてあげれば
「普通の子」より、ずっと忠実にルールを守ることができる。
ADHDの子は、薬を飲んで落ち着いている間に好ましい行動を教えてあげれば、
薬がなくなっても自己コントロールできるようになります。
できないことを責めても何も解決にならない。
むしろ2次障害。
うちは、今度は高校が視野に入ってきました。
中学も、小学校ほどは手厚くなかったけど、高校はもっとだと思う。
それに、小学校からフォローしてくれていた友達も多分いなくなって、
知らない子達のなかで、また人間関係を作るのに苦労すると思います。
でも、それを乗り越えられるかどうかは、中学までの成功体験にかかってると思います。
それでも悩んでたら、また、助けてあげればいいという心積もりです。