美しく生きる~魂の根っこ

2006/11/04(土)08:00

事件事故の必然性

ニュースから(112)

少年や少女による、想像を絶する殺人事件が後を絶ちません。いずれも高校1年生、15歳くらいの年齢。殺人するからには、アニメ「名探偵コナン」のように、決まってちゃんとした動機があるっていうのが、常識人の大人の考えです。でもそうでもないんですね。 女の子の首や顔、頭など50箇所もメッタ刺しにして自分も血みどろになりながら、平然と衣服をクリーニングに出し、そのまま学校の授業を受けていたという「少年」は、殺した女の子とそれほど親しいわけでもなく、「冷たい態度になった」という理由でそんなことをしました。 自分の母親をタリウム製剤で毒殺しようとし、これもまた平然と観察日記を写真入で「密かに」書いていた「少女」は、母親に恨みがあった訳ではなく、ただ「そう好きでもない」という身近な存在でしかなかった。彼女は動物に飽き足らず、人体実験がしたかっただけ。 殺人、それも猟奇的な殺人であるほど、動機に乏しく、訳がわからないというのが、最近の兆候なんです。アニメや小説のように、疑わしい容疑者が何人もいて、誰が犯人かわからない というんじゃなく、犯人ははっきりしてるけど、動機が短絡的過ぎて理解できない んですね。 世の事件、出来事、すべてが偶然の成り行きっていうのと、すべては必然の流れであるっていう考え方があります。私は最近、後者の考え方に傾いています。殺人をするような人に出会ったことがそもそもの発端。一見まじめ、普通、おとなしいっていうタイプがやっぱり実はアブナイ。裏で何を考えてるか分からないから。 そういえば私の身の回りでも、通勤の電車の中でヘンな独り言をぶつぶついう人に何度か会ってたり、電車の中で歩いてきて突然立ち止まって見つめてきた若い人がいたり。。。いずれも男性で、障害者っぽいんだけど、ちょっと警戒しています。 私が気をつけてるのは、なるべく目をあわさない、女性専用車両に乗る、なるべく1人では帰らない、時間帯を少しずらしてみる・・・など。だから、電車でも、お隣がどんな人かちょっと観察してから座ったりしています。 自己防衛していないと、事件事故にあう必然性が増してくる。そう思っていていいかもしれません。  ランキングに参加しています  

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