2008/07/13(日)08:41
ストラージュニツェ国際民族舞踊フェスティバルで その7
舞踊フェスティバルの行われる会場は、
大きな森林公園の中にあります。
そして公園と1本道をはさんで向かい側には
野外博物館が広がっています。
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野外博物館では、昔の生活が再現されていて、
昔の織り機など展示物も充実!
ここでもフェスティバルの催しが行われ、
舞台とはまた違うフォークロアが満喫できました。
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フォークロアの原風景というのでしょうか。
やはり緑の中で歌い踊る姿というのは、本当に絵になりますね。
藁ぶき屋根の建物の下で演奏する楽団、野原で踊る人々・・・
この広い野原のあちらこちらで、各地から集まった楽団が思い思いの曲を演奏していて・・・
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それをすべて見ることは、体がいくつかないと叶いませんよね。
なんと贅沢なことか!
と思ったのと同時に・・・
正直ちょっと困ってしまいました。
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結局私は、この写真のグループが陣取っている場所に終始いたのですが、
大地を愛するこころというのでしょうか。
楽器の音色や歌声、そして彼らの表情にそういうものを強く感じ、
何かほっとするのと同時に、胸が張りさせるような思いをしました。
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お祭り用の民族衣装をバッチリと着込んだ他のグループももちろん魅力的でした。
でも、特におばさまが着ていらっしゃるような!
こうした作業着系の民族衣装で踊っている姿は、
なかなか見られるものではないので、貴重な体験になったと思います。
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この野原の右手には、ぶどう畑が広がっていて
野原に立ち並ぶ建物は、ワインを醸造するところなのだそうです。
ですので、おばさまがたは、ワインを作る合間に人に見せるという訳ではなく、
気楽に自分たちの楽しみとして踊っている・・・
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そんな風に眺めていると、踊りは生活の1部なのだなあ・・・
とも感じられました。
実際途中で 裸足になって踊る おばさまもおられましたし
お客さんが見ている! ということと無縁なところがよかったです。
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そして、男の人が飛び跳ねている様子・・・
これは舞台の上だったらきっとステップに見えるはずなのですが、
ここでは、大地と遊んでいるように見える!
それは本当に素敵な・・・ 素敵なダンスでした。