2009/05/25(月)05:35
スコーンとバラ
イギリスの方は、紅茶にスコーン、
そしてバラがお好きでいらっしゃいます。
それで気がついたのですが、
スコーンとバラは、とてもよい相性なのではないかと・・・
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この頃の私は、社交に大変忙しく、
また5月6月は特に用事が多いのです。
でも、冷凍庫の中にはそういう時のために、
スコーンの生地が冷凍してあります。
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ちょっと邪道ですが、これは大変便利です。
冷凍庫から出して、温めたオーブンに入れればいいだけなのですから!
成型も済んでいて本当に焼くだけ。
それも私ではなくて、オーブンがやってくれるのです。
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丁度、母が送ってくれた荷物の中に、特別美味しいダージリンが入っていたし、
近所の空き地や茂みには、1日で花びらを落とす一重咲きのバラが・・・
という訳で、スコーンとバラのティータイムを過ごすことにしました。
でも 正式なアフタヌーンティー という風には、忙しいとできませんね。
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キッチンのコーナー (両隣は冷蔵庫と伝熱調理機、後ろは洗濯機) に、
純白のリネンやレースではなく、チェックのリネンを敷いて・・・
お皿には、クロテッドクリームではなく、サワークリーム。
それから、イチゴや木イチゴのジャムではなく、お昼に作ったルバーブのジャム・・・
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ルバーブもイギリスの方はお好きですね。
スコーンと食べても美味しいからよしとして・・・
ただ、スコーンナイフ。
これだけは私の感覚では、絶対に添えなければなりません。
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イギリスにしかないこのカトラリーは、
ディナー用のナイフやバターナイフでの代替は不可です。
と、こう、サンドウィッチや他のお菓子類もはしょりつつ、
でも、どこかにだけは敬意を払って・・・
さて、お茶が終わったあとのバラの花びら。
これはまずお風呂場へ、その後は、もとあった場所の地面にそっと返すことになります。
美味しい食べ物、自然の恵み、そして私たち人間・・・
全てのものは皆、地面と共にあるのですね。
大地の音がする音楽。
例えば、マズルカやポロネーズ。
こういう音楽の 神髄に! 導かれると、
地面について、教えを受けることが出てくるでしょう。