2010/03/10(水)07:07
アンティークのクロス クローバー柄 あるいは?
何といっても銀食器の美しさと調和し相性も抜群なのは、
純白のリネンではないでしょうか。
これは1900年代初頭のリネンです。
今も素晴らしい光沢としなやかさを保っています。
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ところで、織り柄のリネンで人気があるのは、やはり花柄かと・・・
花柄はよりエレガントな印象がありますから。
でも、葉の柄だけで構成されたクロスというのもスマートで素敵。
クールで大人っぽい魅力があるかも知れません。
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アイロンのきれいにかかったリネンを手の甲にのせると、ひんやりするもの。
丁度クローバーの葉に触れた時のように・・・
そのことと併せてみると “温度的な一致” という意味も含め
クローバー柄というのは、リネンに相応しい織り柄の1つと言えそうです。
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まあここまで考えないにしても、そして柄のことは抜きにしても
銀食器の同じくひんやりとした面持ちとリネンの相性は優れています。
両者とも末長くその価値や美しさを訴えかけてくるものですね。
あくまでも静かに・・・
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ところで、このクロスのことをクローバー柄と書きましたが、
本当のところはどうなのでしょう?
実はクローバー (シロツメクサ) ではなく、アカツメクサかなとも思っています。
縁の部分のモチーフは、アカツメクサの雰囲気ですので。
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青味のあるピンクのリネンの上に置いてみると、アカツメクサの花を連想させ、
より、そう思えてくるのですが・・・
こうして古いものと触れ合いながら様々なファンタジーに没頭する。
私のこころの時間です。
コーナーの部分には1か所、イニシャルの刺繍があります。
この布地に細かい芯入りサテンステッチを施すのは、大変高度ですね。