2005/08/01(月)08:18
日常から子供に教えられる事。
「女は勉強せんで良い!勉強する暇があったら家の手伝いをしろ!・・・」
そんな事を言う母に、私は育てられた。
本当に、ストレートにそう言っていたのかも知れないけど、
反発する私の性格を知っていたのだと思う。
小学校に入った頃から、私は買い物係に。
カタカナで書かれたメモを持って、買い物かごをさげ近所のスーパーに。
今のスーパーと違って、殆んどが対面式。
皆んなもう顔も名前も覚えてくれていて、
「○○ちゃん、今日は何?」と声をかけてくれていた。
その頃から、買い物の仕方、見分け方を覚えた。
余談になるけど・・・
和泉家に嫁いだ、羽野あきちゃん。
良く行っていた八百屋さんの娘さんで、高校の後輩にあたる。
小学校の高学年まで、母は布団の裁断から縫製までの内職をやっていた。
内職と言っても、あの頃で20万近く稼いでいた。
出来上がった布団をたたむのも良く手伝わされた。
「これたたんでからでないと、遊ばさへん!」
夕方になると、掃除も手伝っていた。
半強制的ではあったけど、小学校から日常の家事ができる様になった。
母にしたら一石二鳥だったのだろう・・・
そんな母に育てられて、今は感謝しているけど、
自分の子供には、なかなか実行できない。
つい手を出してしまう。
旦那には、「うちの子は過保護や!」と言われている。
一応一通りのことは私が居なかったらしてくれるが、
至れり尽せり・・・洗濯物を出したら、アイロンもかかって返して貰えると思っている。
「親の背を見て子は育つ」・・・子供の頃、母がよく言っていた。
私自身は育ったと思うけど・・・
自分の子供を育てないと、育ったことにはならないだろうなぁ~。
自分自身もまだまだ切磋琢磨するようにしないと・・・と思う。
今日は、おついたち・・・
気持ちも新たに・・・
今日も一日笑顔で・・・頑張ろう!