2006/07/19(水)09:36
祇園祭・山鉾巡行(2)<南観音山他…色々>
design++dalu++
今日も…朝から 土砂振りの京都です。。。
高校は…テスト後、終業式まで休みなんですが…
クラブは休み無く…
毎日、山のような洗濯。。。
山鉾巡行の月曜も 試合があり…
泥だらけ…パンツまでビショビショで…
流石にパンツまで持って行って無かった息子は…
着替えのサッカーパンツを掃き帰ったようです。。。
これから…雨の日は…
パンツも忘れず持って行かないといけません。。。
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山鉾巡行…第2弾です。。。
十一番<白楽天山(はくらくてんやま)>
唐の詩人白楽天と道林禅師との問答場面をあらわしている。
白楽天は唐織金地小袖に祇園紋を織出した白地狩衣を着け、
浅黄八ッ藤柄の袴をはき、
唐冠をかぶり手に笏を持って道林禅師を恭敬する姿勢で立ち、
一方道林禅師は白綸子小袖に緞子地の紫衣を着け、
藍色羅紗の帽子をかぶり金欄の袈裟をかけて、
右手に手巾、左手に数珠をかけ
払子を持って松の枝の上に座している。
山の説話に因んで真松は山の中で一番高い。
二十二番<岩戸山(いわとやま)>
日本神話の天岩戸開きから取材している名の山。
山とはいえ鉾と同じ車をつけた曳山で、
室町時代狩野永徳の洛中洛外図屏風で
見られる岩戸山にはすでに車輪が描かれている。
もと山であった名残に真木のかわりに屋上に松を立てている。
内部に天照大神・手力雄命の御神体を祀っていて、
さらに棟上に天瓊矛を突き出した伊弉諾尊の御神体を安置している。
この岩戸山の…屋根方には珍しく外国人…
アメリカ出身のチャールズさん。。。
バランスをとるのが難しく、
狭い道路の京都ゆえ…民家に当たらない様にするのも大変。。。
もう…携わって12年になるそうです。
役行者山、山伏山、黒主山、鈴鹿山…
<役行者山>
<山伏山>
<黒主山>
<鈴鹿山>
まだまだ山もいっぱい。。。
「山」と「鉾」の見分け方…わかりますかぁ~?
人が乗ってるのが…「鉾」って見られがちなんですが…
先っぽが「金属」なのが…『 鉾(ほこ)』
木(松)が生えてるのが…『 山(やま)』だそうです。。。
<岩戸山>がそうですね。。。
見かけ…「鉾」の様ですが…
名前の通り、「山」なんだそうです。。。
最後は…
三十二番<南観音山(みなみかんのんやま)>
「下り観音山」とも呼ばれ、
後の祭の山鉾巡行の殿(しんがり)を務める曳山である。
御神体の観音像は北観音山と同じく楊柳観音座像と善財童子で、
華厳経の説話で文殊菩薩の教えを受け、
南へ南へ五十三人の聖者を訪ねて菩薩道修業をした話は、
東海道五十三次や指南の語源になるが、
二十八番目の観音はあらゆる苦悩から人々を救うことを教えたという。
真柱の真松の横枝には尾長鳥をとまらせている。
諸病を防ぐといわれ山鉾巡行には柳の大枝を差し
山の四隅には菊竹梅蘭の木彫りの薬玉をつける。
南観音山独自の行事として、
宵山の深夜に楊柳観音像を台座に縛り付け舁ぎまわる
「あばれ観音」がある。
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次は…
「神面改め」の様子や…
大学生が手伝ってる…「ちまき作り」の様子など紹介します。。。
今日は…一日雨になる感じ。。。
京都・間人(たいざ)でも…大きな被害の様子。。。
散歩道沿いの川も…普段穏やかなのに…
山水も流れ、凄く濁り増水してます。。。
今日も一日元気に笑顔で~♪