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まだ二人所帯ということもあって、外食する機会が多いのですが、いつもレストランなどでおいしいものを食べっぱなしではなくて、家で再現できればなーと思ってます。でも至福の時なので、味、覚えてないんですよね^^以前行ったお店の脱サラして居酒屋をはじめられた人は、自分のところのメニューは、サラリーマン時代、接待費を使って全国のおいしいお酒、食事を食べ回って覚えたものを反映しているといってました。これは将来を見据えた?ある種の努力の結晶ですよね~。向田邦子さんのエッセイの中に以下のような文章があるのですが、私もちょっとは見習って、レパートリーを増やしたいな、と思ってます。
---引用---- よそでおいしものを頂いて、「うむ、この味は絶対に真似して見せるぞ」という時、私は必ず決まった姿勢を取ることにしています。全身の力を抜き、右手をこめかみに軽くあてて目を閉じます。レストランのざわめきも音楽も、同席している友人達の会話もみな消えて、私は闇の中にひとり坐って、無念無想でそのものを味わっているというつもりになるのです。どういうわけか、この時、全神経がビー玉ほどの大きさになって、右目の奥にスウッと集まるような気がすると、「この味は覚えたぞ」ということになります。(…中略…) (幻のソース 「眠る盃」より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 28, 2004 09:36:51 PM
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