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架空世界の放浪者ランドの「冒険日記」

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2005/04/11
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カテゴリ:大航海時代
私の遅刻で、出発前にドタバタがあったが、そこは同じ商会の仲間、笑って済ませてくれた。これが、まったくの他人だと、こうは行かないだろう。出発前からギスギスしてしまう。ギスギスした艦隊ほど危険なものはない。助け合うという心がどこかに飛んでいってしまうからだ。

今回の私のインド遠征の主な目的は、たまりにたまった地図により、アフリカ・インド方面の生物を発見しまくることだ。
ボンクレーは、アルヴェロとバスコ・ダ・ガマとの約束を果たしに行く。
そして、arkcrossは、胡椒の魅力に取り付かれ、胡椒交易をするためだ。

各自の目的は、まったく違う。しかし、同じ商会だからこそ、仲間だからこそ、目的が違っていても艦隊を組み、一緒に行動できるのだ。
この世界は、一人ででも冒険や戦闘や交易が出来る。しかし、商会という一つの集団に入り、仲間を増やすと一人ででは気づかなかったことや、楽しみ、そして一人では不可能なことも達成できるようになるのだ。私は、商会の代表として彼らと知り合えた事を誇りに思う。
そして、我がアルカディア商会には、現在3名の欠員がある。私たちと一緒に冒険したい仲間が、入会申請してくれることを楽しみにまっている。

リスボンを出航した私たち3人は、まず、ラスパルマスに寄航する。
私たちの航行能力だと、カーポヴェルデまで直行でいけたのだが、また私のミスで、寄ることになってしまったのだ。今回の、インド遠征は、しょっぱなから迷惑をかけまくっているとつくづく思う。

ラスパルマスを出航すると、風が変わった。今まで、追い風だったのが、向かい風になってしまったのだ。
今まで、私が提督として先頭になり2人をひっぱっていたが、私の船は、横帆を張っている。向かい風になると、ほとんど航行できなくなってしまうのだ。そこで、縦帆をつけているarkcrossに先頭を任せる。そうすると、いままでよりかは遅くなるが、私が先頭のときの倍以上のスピードで航行することができた。

遠距離航海をするときに、一番大切なことは、「気の利く仲間と行くこと」だと思う。
それも、船のタイプの違う仲間2人以上とだ。
船のタイプの違うと、追い風でも向かい風でも、早く進むことができる。なおかつ、各自の得意なところで、他のメンバーのフォローをすることも出来るのだ。
今回のインド遠征では、追い風の時は、私が先頭になり皆をひっぱる。横帆に高価な補助帆をつけているので、追い風になると、高速船といわれるダウより早い。
そして、向かい風になると、縦帆のarkcrossが先頭を務める。なおかつ彼は、薬品商の特権として「治療」をもっている。病気になると彼の存在はより引き立つようになった。
ボンクレーは、帆の優遇こそ私たちに及ばないが、「釣り」と「調達」の能力をもっている。
高いレベルの「釣り」なら、一度にたくさんつれたり、物資転用がたくさん出来る魚がつれるようになる。また、「調達」はアメがふるとそこから水を調達することができるのだ。食料や水が切れそうで危ないとき、どれだけボンクレーからの差し入れが役立ったか。

なんとなく集まったメンバーだったが、長距離航行、高速航行にバランスの取れた艦隊になった。
もちろん、その能力をもっていても、助け合うという心がなければ、まったく無意味だが。

カンカンカン~~~!!

「火事だ~~~」
と突然、私の荷物に火がついた。どうも、アフリカ・インド航路は相性が悪いらしい。
まだ、胡椒をつんでいなかったので、被害はほとんどないが、精神的にショックだった。
また、あのときの悪夢がまた繰り返すのかと・・・
しかし、一度っきりではなかった。私たちがカリカットにつくまで、3回の火事にみまわれた。

私たちは途中カリビブに寄航し、補給をすませ喜望峰を回る。

私の船が火事に見舞われる以外は、特に海賊に拿捕されることも無く、順調な航海だった。
喜望峰を回ると、私はいったんソファラの手前に上陸する。もちろん航行能力だとモザンビークまでいけるのだが、私の生態調査があったからだ。
ボンクレーとarkcrossにとっては、単についてくるだけで特にメリットは無いのだが、文句一つ言わずに付いてきてくれる。ありがたいことだ。それも、一度きりではない、その後も、ソファラの北東、アデンの南東など、一直線にカリカットを目指すことも出来たのだが、私の生態調査に付き合ってくれた。

アデン南東の島で生態調査を終えた私たちは、カリカットを目指す。

実は、私たちは、リスボンを出航する前に、海事ギルドで一つの依頼を受けていたのだ。
リスボンからカリカットまで、ギルドの連絡文書を届けると言うものだ。それもたった160日で。
以前私がカリカットからセルビアに行ったときは、180日近くかかったのだが、今回はところどころ寄港したにもかかわらず、この時点で、100日ぐらいしかたってなかった。あとカリカットまでは20日ほど。予定より40日も早くつくことが出来るだろう。やはり一人で行くより、複数で行くほうがいい。

そして、私たちは、無事にカリカットについた。







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最終更新日  2005/04/13 04:44:43 PM
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