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田畑見聞記

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2019.06.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類


「あなたが生きるために三度々々ゴハンを食べるように、作物も生きるために肥料が要ります」と、言われれば、つい「そうですね」となり、「NPKが主食でカリ=根肥、チッソ=葉肥、リン=花肥、実肥」と続けられると「なるほど」と頷くことは仕方ないことのようです。

 戦後、食糧難の解消に密植、多肥で増産に走ったことは正しい政策と言えますが、金肥、堆厩肥、ボカシなどの手とヒマのかかる肥料から、少量で効果が高く臭わない化学肥料を多用し始めた頃から農業は道を外れて来たのかも知れません。今、各地の農業試験場では肥料の入れすぎと有機物不足による地力の低下に注意を喚起していますが、声がちいさいのか生産者さんに届いているようには思えません。農家さんも大半は量=収入ですから肥料減=収入減と捉えて減肥キャンペーンに賛同する方は限られているようで、入れ過ぎた肥料は作物が自分で生きていく力を弱らせるので、農地の劣化が心配されます。私達もお腹いっぱい食べるよりも、腹七分八分のほうが消化にも健康にも良いのと同じです。



 空気は酸素というイメージがありますが、酸素の4倍近くはチッソです。そのチッソを植物の根が吸える形に変えてくれるのが窒素固定菌、土中にチッソが増えすぎると土の健康が損なわれるので、空気中に戻す役割が脱窒菌。自然は両者がちょうど良いバランスを保っていますが、圃場などで投与チッソが多過ぎると彼らはミミズと一緒に数を減らし、代わりにチッソ大好きな病害虫が増えてきます。チッソはタンパク質やDNAの生成に不可欠な元素ですが、多過ぎたときの弊害(地力の喪失、菌叢の崩れ、病害虫の繁殖等々)は簡単に解決できるものではありません。一世代だけの農業ならいざ知らず、何代も後継者がつながる農業は「ちょうど良い」をあまり超えないほうがコツなのかも知れません。

   2月19日のブログに報告した岐阜のS.Tさんの「美濃娘」イチゴの今作は、反収で5トン後半と報告がありました。ここ数年品質には高い評価を得ておられるとのことでしたが、確かめてみたいと四日市公設市場と大手流通の方々が訪問し、なりようとともに収穫1週後の品質にも驚かれたと連絡がありました。ご夫婦お二人の生産にはちょうど良い収益のお仕事と感じますが、品質が売値に反映される売り方も今後ご提案できればと思っています。






Last updated  2019.06.19 15:50:10
2019.06.03
カテゴリ:カテゴリ未分類
​​​​ 先月東北3県を駆け足でまわってきました。3月に続いて二度目ですが、一番気になっていたのはりんごの黒星病です。福島から青森にかけて結実→開花の状況でしたが、黒星病の気配は出始めているとのことで、クスリへの耐性菌となっているだけにこの先が思いやられそうです。各県とも代替の消毒法を指導されているようですが、それらのクスリにも耐性が疑われるだけに悩ましいところでもあります。

 関係者数人の方にSi22 を試験してみることを提案しました。黒星病は糸状菌(カビ菌)の中の子のう菌の仲間でイチゴのウドンコ病と同類になります。Si22のウドンコ病への効果のほどは全国的に評価を得ており、ナシの黒星病への改善例も数件報告されています。九州ではりんご腐らん病への効果も数例あり、試すだけの価値はありそうですし、使用回数が制限される農薬と違い登録肥料のSi22には制限が無く、効果も使用回数に比例することが多いので安心して使用いただけます。

 3県とも田植え期の真っ只中でしたが、植え終わった田圃には肥料過多の傾向がみてとれ、りんご黒星病の一因ではと感じるものがありました。病原菌はどこにでもいますし、消毒で「0」にできるものでもありません。病原菌が「病原」となるには10の13乗倍ほどに増殖し、初めて毒素を放出できるようになりますが、チッソ過剰の環境がかれらの増殖にはもってこいになり、少肥とSi22の使用は天敵菌を増やしてその逆になります。初期病状の発見に適切にクスリを使用することは大切ですが、クスリ任せでなく作物の健康性を維持する栽培はもっと大切だと思います。

 宮城県亘理町を常磐道で通過中に田圃から湯気がもうもうと立ち上がるのを目の当たりにしました。津波に襲われた田圃でしょうが、弊害でなけれ・・・ばと感じました。


びっくり

 
​​​​






Last updated  2019.06.03 15:25:29
2019.05.11
カテゴリ:カテゴリ未分類
​​​ 10連休が終わり、今作のイチゴ作りも終盤となりました。夏日や寒の戻りの日々でさぞやイチゴも面食らっていると思われますが、生産者の皆さん、出来栄えはいかがでしたか?
 私が拝見する範囲では量はイマイチ、金額はやや良と判断しました。全体的には9月の定植後の高夜温が葉で出来た糖の根への転流を妨げて、一番の根の不出来を誘い、株の負荷過剰となって2~3番果へ影響が出たように思われます。2~3番がそこそこに収穫できた方は高値と相まって収益増に恵まれた模様ですが、良否の差はまた拡がったように感じます。流通では加工用が不足気味でまだ要求が続いていますので、採れる方はもう一頑張り、苗づくりと合わせてやられてみますか。

 今年デビューの佐賀県の「いちごさん」はこれまで2回アップしましたが、初出荷の華々しさと較べると、やや尻切れトンボの感が残りました。問題なのは生産量が少なく流通の要請に追いつかなかったのと、今作を通じて生産者さんの?が解消されなかったことと言えそうです。Si22ファンの方も作られているのは数えるほどで実態を捉えきれていないかもしれませんが、前2回ご報告のN.Hさんのおととい収穫の「いちごさん」をお知らせいたします。





 数日前にイチゴ狩り希望者が未熟果まで採った残りとコメントされていましたが、味、形、色艶、硬さ、糖酸バランスとも申し分ありません。一番感心することは収量が「さがほのか」の倍以上、更には5月一杯は収穫出来そうで、次作は作付けを倍増しようとのことです。N.Hさんの「いちごさん」と「さがほのか」を見させていただいて「いちごさん」が<正解>とわたしも思います。作り方の基本は少肥とSi22と手入れ。

​​ 品種と栽培法はクルマの両輪で、両方がマッチしないと思う成績は望めません。「いちごさん」の栽培指導の詳細は存じませんが、「さがほのか」を凌ぐ良品種と判断できるだけに、ぜひ衆知を集めて2年目の飛躍に期待するところです。

 定植後の熱帯夜対策としてドライアイスの使用をSi22ファンに提案しています。次作はやってみようと言う方が複数おられますので、好結果が生まれればご報告させていただきます。






Last updated  2019.05.11 11:20:33
2019.04.15
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ここ数ヶ月、ある方の紹介で市場と市場と契約栽培をなさっている農家さんへの訪問が増え、決算業務とわたしのサボタージュも加わって、ご無沙汰が続いて申し訳ありません。お知らせしたいお話も数ありましたが、ついそのままになり反省しております。この後折りに触れてご案内していきたいと思っておりますが、その前に題記の薀蓄をアップさせてください。



 4月11日の朝日新聞の記事ですが、地球から5500万光年離れた銀河「M87」のブラックホールを世界で始めて捉えた写真として掲載されました。光のスピード(秒速30万km)で5500万年走った先の天体の写真を撮ることなど私の理解力が及ぶ範囲ではありませんが、宇宙の大きさ(約130億光年)からすればほんのお隣さんのようです。望遠鏡が始めて作られて400年ほどですが、人類の叡智の発展には目を瞠るばかりで、どこまで行くかと思うと不安も覚えざるを得ません。

 当然、我々の目で見ることは叶わず、本当かどうかは研究者を信じるかどうかに重なります。同じ頃初めて作られた顕微鏡は反対に小さなモノを見る道具で、これも人類の叡智の発展に貢献してきました。私達生物の細胞や微生物やウィルスの姿を捉え、生命の神秘を解き明かす役割を担っていますが、レンズの向こうに見えるものは私達の目が見たものとは違っています。目は対象物の発する光を捉えて信号を脳に贈り脳がそのモノを認識する仕組みですが、目の構造上見える大きさや波長には限界があり、目から入る情報はわずか一部にすぎないにも拘わらず、脳の信用度はなぜか高いものになります。地動説や微生物の存在が社会に受け入れられるのに、長い時を要したこともその表れでしょう。

 何を言いたいのかというと、目に見えないところに「万物の原理」があり、ホモ・サピエンス(賢い人)と呼ばれる私達人類はその原理に近づくことが宿命とされているような気がします。原理が解っても変えることは出来ないことも解った上で、「知りたい」ことは止められない本性があるのかも知れません。日頃の題目とはかけ離れた話になりましたが、目に見えるところに集中するだけでなく、目に見えないところに思いをやることも大事ではないかということで・・・・






Last updated  2019.04.17 19:11:33
2019.02.28
カテゴリ:カテゴリ未分類
​ 第一報は昨年12月12日にご報告しましたが、それから2ヶ月余り、同じN.Hさんの2月18日の「イチゴさん」です。






 N,Hさんは収穫中、私は所用で時間に追われていたために詳しいお話は聞けませんでしたが、感覚的には順調な成育と感じられました。平行して栽培中の「さがほのか」と較べても収量、品質とも優れるように見ましたが、この後巡回した佐賀県南部の「いちごさん」生産者さんのご意見にはバラツキがあり
1.花が遅い
2.果形が乱れる
3.ダニ、灰カビ病に弱そう
などの声を聞きました。
 
 花のバラツキやダニ、灰カビ病は今年の他産地も同様で、品種よりもお天気と対処法に課題があるのかも知れません。また1年目から合格点を取る新品種はあるはずもなく、試験場と生産者さんの共同で品種に見合った栽培法を見出すべきでしょう。課題1~3へはコストをかけずに対応可能と思いますので、Si22ファンにはご提案してみるつもりです。N,Mさんの両品種を見比べたとき、経済作物としては「いちごさん」を育てるほうが正解のように感じました。個人的には「さがほのか」は大好きなイチゴではありますが・・・








Last updated  2019.02.28 11:30:16
2019.02.19
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​​​​​​​​ 先週は三重県四日市市へSi22のPRに行って参りました。生産者さんの「チッソ、リン酸、カリ」の知識に対して、「ケイ酸」はまだまだマイナーの域をさまよっているナ、というのが正直な感想ですが、一人でも多くの方々にSi22Si25の取り組みにチャレンジして頂くことを願うのみです。

 岐阜市のS.Tさんが「ぜひ、イチゴを見てください」との連絡で、帰途立ち寄ることにしました。
3年半ほど前にお電話をいただいて以来のお付き合いですが、イチゴ栽培1~2年目はウドンコ病の襲来に作る気力も失せかけたそうです。私の電話での最初の返事は「肥料を減らしてSi22 を潅注、葉面散布する」で、その通りにされたあと、気に係ることは都度相談を受けました。昨年1月には収穫した「美濃娘」を送ってこられて評価を求められた時には、十分合格と判断しました。(2018.1.21に関連記事があります)

​​ 1年が経って、いっそうのレベルアップを実感させられました。


 


  今作も無肥料栽培とのことでしたが、樹姿、葉色、果形、果色、硬さ、味ともハイレベル評価で、糖度は15前後が感じられました。病気、害虫とも苦になるようなことは無く、次作は不耕起栽培を考えているので、アドバイスがあれば・・・に、お答えしておきました。

 実感したことは、肥料を減らして をS.Tさんは実行されたことです。Si22も肥料もあるにこしたことはないと対応されると、改善には時間がかかりSi22の信頼性も薄れてしまいがちです。作物が自分で生きて子孫を残す力をつけるには、少な目の肥料のほうが有効で、根量や根の長さとなって現れます。地上部(T)<地下部(R)なだるまさん型に育った作物は病害虫に簡単には負けません。病害虫を克服できれば農業の第一歩は合格です。
​​






Last updated  2019.02.19 15:14:29
2019.02.11
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「十月十日」「桃栗三年柿八年」はヒトや植物が次世代を繋ぐのに要する日数を言いますが、環境条件に若干左右されることも確かです。生き物の成長が細胞分裂によることは理解されていますが、細胞分裂の仕組みとなるとちょっと手が出ず、専門研究者にお任せとなりそうです。

 ケイ酸と細胞分裂の関係では、動物では骨形成においてケイ酸カルシウムが前段階を形成し、リン酸を得てリン酸カルシウムに変化すると、ケイ酸はその量を減らして軟骨部にムコ多糖として間接機能の維持にまわるとされ、-ケイ酸(ケイ素)でひよこの頭骨形成不全が発生することなどから必須元素とされています。植物では多く言われていることは、生殖期のーケイ酸で生理障害が発生しやすく品質低下や収量低減を招くとされています。

 この機作については研究がなされていますが、ある論文に興味深い報告がありましたので概略を記します。

 ケイ酸が有用元素とされるイネの幼穂を試験材料に+ケイ酸区とーケイ酸区の対比をしたそうです。当然+ケイ酸区が質量ともに優れたそうですが、細胞レベルを比較するために均一化、ろ過、遠心分離を行って部位ごとに細胞壁、核酸(DNA RNA)、小器官(オネガネラ)、細胞質と分けてみると、核酸、細胞壁の順にケイ酸の含量増加が認められたそうです。これまでも細胞壁はケイ酸の働き場とされるので飲み込めますが、核酸により多く認められたことが注目です。何故なら細胞分裂は核酸の分裂をスタートとするからです。となると、ケイ酸が細胞分裂を促進しているかもしれないという期待が見えてきます。今のところたまたま増えただけなのか、DNA,RNAと有機的結合をしてなんらかの働きをしているのかは未知の領域ですが、地球生命の発生に手を貸したかも知れないとされているケイ酸だけに興味津々なお話でした。






Last updated  2019.02.11 17:05:53
2019.02.06
カテゴリ:カテゴリ未分類



 写真にある1~4はこれまでケイ酸を積極吸収するイネ科作物に対するケイ酸効果として認められていましたが、ここ20年足らずの間に、多くの畑作作物でも水溶性ケイ酸であれば同様の効果が得られると言う成果が相次いで発表されました。中でもSi22Si25の成果では写真中のアンダーラインの内容です。また花粉粘性を高めて着花率を向上させることも解りましたが、畑作物がケイ酸を欲しがるのは花をつける生殖期に多いことも記されて、私達のこれまでのSi22Si25による栽培経験とも合致するように思えます。

 これらは水溶性ケイ酸の試験区、対照区を設けての比較による結果ですが、なぜそうなるのかは植物生理や微生物分野とケイ酸の関係を含めて、鋭意研究が続けられ一部は発表に至っています。地球最大の物質であり、土の母材であり、植物とは切っても切れない関係にありながら、やっと研究対象になり始めた「(水溶性の)ケイ酸」、奥は深いはずです。






Last updated  2019.02.06 19:42:20
2019.01.24
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 私達を含めて動物、植物、微生物など生命あるものは炭素生命と呼ばれています。生命の三要素「水」「タンパク質」「DNA」のうち、水を除いたふたつのキー元素が炭素で、自分で有機物を作ることが出来る植物は光合成でCO2とH2OでCH2O(糖)とO2を作ります。糖にチッソ(N)とリン(P)と硫黄(S)が加わることでタンパク質とDNAが出来、我々動物はそのおすそわけにあずかっている訳で、植物への敬意を忘れないようにしましょう。

 ケイ酸は酸素とケイ素が結合した石の原型になるもので、地殻の75%ほどを占める地球最大物質です。地殻でのケイ素の存在量は炭素の1000倍近くになりますが、地殻の下にあるマントルを考えれば海の水の比では無い膨大な数字になってきます。元素の周期表を見れば炭素のすぐ下がケイ素で14族の兄と弟の関係で性格も似ていますが、これまではやんちゃな弟よりも真面目な兄ばかり注目されてきましたが、21世紀は弟に「生命の起源に関わったのではないか」「石油に代わるエネルギー源になるかも」とスポットが当たり始めています。

 ケイ酸は農業分野ではイネ、ムギなどケイ酸植物の有用元素という位置づけで、18番目の必須元素として有力視されていますが、反して圃場へのケイ酸供給の低下が明らかになり、作物の成育不良の一因と目され始めました。自然界のケイ酸供給はマントルがマグマとなって火山から吹き上った火成岩や、海底や湖底で水圧で固められたケイ酸を主成分とする堆積岩が地殻変動で隆起して山脈となったものが、風化を受け根酸や微生物酸で低分子化され、河川や地下水を経由して田畑に運ばれています。ところが治水や用水を名目に河川にダムや堰が山ほど作られたことで、滞留水域が増え比重の重いケイ酸は流れづらくなります。加えて滞留水域が富栄養化すると淡水ケイ藻が増殖してケイ酸を食料として吸収します。淡水ケイ藻は軽いので流されても田畑や沿岸に堆積せずに外洋まで流出し、ケイ酸の循環から外れてしまいます。こうして先進国の多くで田畑のケイ酸不足が進行していることは、古代文明がチッソ過剰を原因に崩壊したことの真反対ながら人間の行いの結果という点では近似しています。

 ケイ酸は石の原型で風化して土の50%を占める母材となりますが、何十万何百万という高分子のため植物の根に吸収されることはなく、根酸や微生物酸で小さくなるまでに時間がかかります。まして過剰な肥料で育てられる作物は太くて短くて根量の少ないぜいたく吸収根となり、周囲に生きる微生物も減ってそれらの排出する酸も減るので、土中のケイ酸が分解されてが吸収されるのは期待薄です。現状は作物に吸収される水溶性のケイ酸が足りていないということです。


新カタログとともにカッコイイHPも出来上がりました。
 https://palup.co
 覗いてみてください。






Last updated  2019.01.24 21:59:40
2019.01.07
カテゴリ:カテゴリ未分類
前回、15年ぶりのカタログ更新のご報告をさせていただきましたが、肝心なところが間違えたまま出来上がり、それを皆さんに配布してしまいました。校正で何度もチェックしたはずですが、人間の為す所作・・・とは完全な言い訳ですが・・・。




 写真のアンダーラインのところ、正しくは

「・潅水は20~30アールあたり500cc(1本)を、水量にかかわらず混入してください。」


です。心よりお詫び申し上げるとともに訂正させていただきます。
 新カタログに載せた文章は常日頃生産者さんと交わしている事柄ですが、紙面の都合で舌足らずになっている部分もありますので、この先もう少し説明をブログで加えていきたいと思っておりますが、昨年の大晦日の朝日新聞の記事に「!」と思うことがありましたので、今回はそこから始めていきたいと思います。




 宮崎県の特産「飫肥杉」がミステリーサークルのようになっていたという記事で、40年余り前に杉の成長を調べるために720本を同心円状に植えたのが始まりだそうです。詳しくは林野庁宮崎南部森林管理署のHPにありますので、ご興味のある方はそちらをご覧下さい。

 この写真で誰にも解ることは外輪部の杉の成長が中央部に較べて明らかに勝っていることです。その要因は葉圏の日照度、CO2吸収度、根圏の水分度と栄養度と断定できるのではないでしょうか。管理署の方は「植栽密度によって木の高さは変わらないというのが定説だったが、覆す珍しい現象が起きている意味でもミステリー」と話されたそうですが、光、CO2、水そして栄養という植物の生理を司る流れを垣間見た気がします。大半の農家さんが栽培されている草本と杉の様な木本では違うと言うご意見もあるかと思いますが、光合成無しには植物の成長は見込めないという近年の考え方に添うものではあります。

 外輪部の杉は伸び伸びと成長をしており、中央部の杉は密集の中で競争とストレスにさらされる中で、生殖期にはもっと差が現れると予測出来ます。青々とした姿と赤茶けて花粉を飛ばす姿です。根付いた以上動けない植物は置かれた環境の中で何とか子孫を残そうとするのは生理で、誰も攻めることはできません。

 「現代農業」1月号には<坪16株の疎植1本植え、無肥料栽培で反収10俵>という若い米農家さんの記事が特集されていましたが、根元は同じように受け止めました。






Last updated  2019.01.07 20:38:53
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