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田畑見聞記

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2016.10.19
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久し振りに佐賀県を訪問し、JA指導員さんらと話し「さがほのか」の状況を見て回りましたので報告します。







 ご覧のとおり1番の開花始めです。見た目は無難な推移のようですが、生産者さんの話では例年に増して倒れ、芽無しが多く、根が弱めとのことです。やはり育苗時の高温で管理にご苦労された形跡が窺えました。指導員さんの2番検鏡結果も2.5枚~7枚超とバラツキが見られ、今後の展開に一抹の不安を言われています。

 私の訪問先はSi22ファンなので少元肥、追肥型の栽培ですが、葉色が濃いと見ました。(上段の写真は特に、反り葉の多さも過肥症状と思われます)根も8割程度はイマイチと感じ、定植後の高温と高夜温が吸肥過剰と糖の転流不足を引き起こしてT/Rのバランスがもうひとつのように思います。

 今後の栽培の要点は気温の下がり待ちですが、今週末の雨の後から例年並みに下がる予報が出ていますので、期待したいところです。根張りの回復には既にマルチが済んでいるので、Si22の潅注を続けてみてください。現状では糖の転流は花房優先ですが、1番の根が出来ないことには今後が期待できないので、まだ根張りが不十分の時は摘花(果)を強めに行って、収穫よりも根づくりに励むほうが正解と思います。

 殆どのハウスで中位葉にヨトウムシの被害が確認されて、薬散とチェックは続けられているようですが、ハウス締め込みまでは大事な作業ですので、怠りないように。乾いてきたらダニにもくれぐれにも用心ください。





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Last updated  2016.10.19 10:46:24



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