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二番果の成り過ぎで2月のイチゴ価格は生産者のどなたもが
「こんな価格は見たことも聞いたこともない」 と言うくらいの低価格で、中央への出荷がコントロールされているかのようにもあり、福岡近郊のスーパーにはオール¥298で九州各地のイチゴが所狭しと並びました。見比べると品種の特徴や作り方の良し悪しが感じられて勉強になりましたが、生産者さんには極寒の月になったであろうと察せられます。 先週中程から価格が戻り始め、出荷量が落ち着いてきたようですが、今度は三番、四番の果の育ち具合が気になります。 写真は順調な生育の例で、三番頂果が収穫始め、四番が開花中といったところですが、一番の生育不良に業を煮やして肥料に頼ったところは、根が緩く果形も良くないようです。 ムギが色付いてミゾ切りもなされた畑からは地温が上昇したことが窺えます。ましてハウスでは何倍も気温地温とも高まるので、溶出肥料濃度は上がりイチゴの水分要求量も増えます。草丈の伸び過ぎや先青果発生が見られたときは肥料過剰とみて間違いありませんが、いったん入れた肥料は取り出せません。落ち着くまで水、温度、湿度をコントロールして待つ他ありません。 電照と加温はご自分のところの気象と株の状況を勘案して、切りどきを探ってください。ダニとスリップス発生は増加中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.04 15:17:03
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