ぱなっちの窓

2005/02/25(金)20:16

クッカーが届いた

届きました、イタ~リアンなクッカーが。Asianな親子の配達により。この雪のなか、配達お疲れ様。 「いいフラットだね。ここに住むの?それとも貸し出すの?」 Asianな人々は、不動産賃貸業をやっていることも多い。 「私自身が住むのよ。でも、見ての通り、何も持っていないから大変よ。」 「でも、今はみんなあなたのものですよ。フラットも、すてきな眺めも。見て御覧なさい。」 庭がラグビー・フィールドに面していて、その向こうは高級住宅地。確かに、眺めはものすごくいい。隣近所を見なければ。 「品物が傷ついていないか、確認して。それが重要だよ。」 今までの配達さんからは言われなかったことを言われて、びっくりしてしまった。 「OKだったら、ここにサインして下さい。」 とても、いい人達だった。 しかし、何故に配達に子供だったのだろう?学校はいいのか?子供の方は英語があまりわからなかったみたいだったし。また一つイギリスの闇の部分を見てしまった気がした。 それから、ガス・ホースを買いに行った。 「ガス・ホースを買ってくれば、簡単につなげられるわよ。」 と、カロリンが言っていたのだが、新品を買うのに、何故にガス・ホースが付いてこないのか、解せなかった。品物が届いて付いていなかったら、買いに行けばいいやと思っていた。 そしたら、やはりガス・ホースは付いて来なかった。 昨夜ブライアンから聞いた、ガス・ホースの売っているという店を探し求めて工業地帯へ。 途中、いつも行っている自動車整備工場で、場所を確認した。 門のところにお兄ちゃん二人が立っていた。 「あのー、お尋ねします。」 "Yeah?"あー、絵に描いたような訛りだわ。嬉しい。 「ガス・ホースを売っていると聞いて、買いに来たのですが、ここですか?」 (頭の中に労働者訛りを思い浮かべながら読んでください)「確かに、ここだ。ここを入って右に行くとぉ、小ーさい駐車スペースがあるからぁ、そこに車を止めてくれ。」 中に入ると、普通のお店だった。 「ガス・ホースが欲しいのですが。」 と言うと、怪訝な顔。 「何の?」 「クッカー用に。」 「何するの?」 「設置するために。」 「ガス・クッカーはガス取り扱い責任者でないと設置しちゃいけないよ。」 (このガス取り扱い責任者を呼ぶと、ものすごく高くて時間がかかる) 「私でなくて、友人が接続するんです。」 「それでも、証明書持ってなくちゃだめだよ。君がしようとしていることは、ものすごく危険なことだって、分かってる?」 と、お説教しながらも、私がど素人で何も分かっていないので、ガス・パイプはどこにある?とか、それはどんな形だ?とか聞きながら、 「これと、これが必要だよ。もしこれでつながらない様だったら、すぐに戻っておいで。」 と、売ってくれた。 夜ブライアンを連れてフラットへ。 そしたら、やはり接続用のボルトだか何かが必要なようで、明日買いに行ってくるとのことなので、フラットの鍵をそのまま預けてお願いした。どうか、うまく接続できますように。 で、思ったが、ガス・ホースがクッカーに付いていると、誰でも簡単に接続してしまうので、わざわざ付けていないのだろう。ガス取り扱い責任者っていう人が、部品を持って現れ、それが出張代金に含まれているのかというと、それも疑問なのだが、とりあえず分かる人が見ないと接続できないシステムを作り上げているらしい。 でも、優しい町工場のお店では、部品が買えちゃうんだよね。 今日のぱなっち。 ブライアンと私が仲良さそうにしているのが不思議らしく、 「ブライアン、なんで昔マミィに腹立ててたの?」 と素直なご質問。 「いい質問だねぇ。」 「どうしてかしら?あんまり昔のこと過ぎて、理由は忘れちゃったわね。」 ベンジャミンだったんじゃないの、あれ?

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る