カテゴリ:たてもの
連続シリーズ 古民家拝見も6まできました。
この回で最終回とします。 今日は軒裏の意匠です。 軒裏は一般的な民家ですと 流れ方向に垂木と呼ばれる木があって その上の野地板と呼ばれる板との構成になります。 この茶室の場合は 垂木の上に 木舞が組んであって その上が野地板という構成でした。 野地板が柾目でおとなしくていいですね こうして小さい部材を組み合わせて使うというのは 日本人らしいアイデアですね 木材というのは材料として均質ではないので 丈夫そうに見えて弱い物が 1本だけあったり ちょっとした力で 簡単にポッキリと折れてしまったりするものです。 ですので 小さい部材をこうして組みあせて使いというのは 理にかなっています。 「とももち」という考え方です。 例えば1本の木材が駄目でも 隣の木や交わる木と支え合うことで 簡単にはくずれたり 倒れたりしない フェイルセーフな考えかたですね。 そして茶室の場合は なにより華奢に見せたいと言うのがありますので 最低限な部材寸法で 屋根や庇の軽さを強調するのでしょうね こちらは ツタが絡ませてありました。 自然と共生してきた 日本人の 美意識を感じますね。 本日もわたしの拙いブログにお越しくださりありがとうございました。 そろそろ 容量が一杯になりますので こちらに引っ越すことにしました。 こちらもよろしくお願いします。 http://openstudio.cocolog-nifty.com/blog/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
あらら、楽天ブログとはお別れなんですね(/_;)
お世話になりました。 新しいブログも楽しみにしています。 古民家シリーズ面白かったです。 あまりに知識がなくて用語とか分からないんですが 昔ながらの木と土と紙と畳の家は居心地がいいし、 見るのは好きなので。 (2010年09月13日 17時05分49秒)
mio*゜さん
いらっしゃいませ! >あらら、楽天ブログとはお別れなんですね(/_;) >お世話になりました。 >新しいブログも楽しみにしています。 容量のことを考えてもっと大きな所に引っ越しました。 こちらこそ お世話になりました。 >古民家シリーズ面白かったです。 >あまりに知識がなくて用語とか分からないんですが >昔ながらの木と土と紙と畳の家は居心地がいいし、 >見るのは好きなので。 もう少し 掘り下げたかったのですが ちょっと 時間が掛かりすぎてしまい ペースが維持できなくなってしまいました。 土に戻る建物に暮らすというのは 素晴らしいことだと思います。 ありがとうございました。 (2010年09月17日 11時12分25秒)
新しいブログ、マイページから拝見しています。
しかしどういうわけか私のPCからコメントが出ないので 今のところ見るだけ、クリックだけですが、楽しみにしています。 (2010年09月17日 13時24分07秒)
mio*゜さん
いらっしゃいませ >新しいブログ、マイページから拝見しています。 >しかしどういうわけか私のPCからコメントが出ないので >今のところ見るだけ、クリックだけですが、楽しみにしています。 ありがとうございます。 わたしには難しいことは判りませんが、、 見るだけでも 見ていって下さいね ありがとうございました。 (2010年09月20日 21時26分17秒) |
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