2006/04/03(月)11:54
海へ そしてまた爆発
いや~、昨日の長州力と塩沢トキには、参った。
でも、パンダ母も
「これから、誕生日とかあっても、家には呼ばずに、外食で済ませるようにするから。」
と、言ってくれた。
「大きい妹(長州力)は、前からあんなだよ。パンダ家のこと、嫉妬してるのよ。
昨日だって、奥さんがソウルで仕事見つかったっていうから、それやっかんだんだよ。
あんなだから、子供らも大学だって入れなかったし、嫁さんだってもらえないんだよ。」
いや、大学とか嫁さんは関係ないだろうし、とうていわたしには、理解できない感覚だけど。。。
でも、ほんと、長州力が姑でなくて、よかった!!!
もしも、長州力のとこに、お嫁さん迎えるとなったら、そのときは、うんと助けてあげよう。
さて、気を取り直して、今日は、水原のお義姉さん夫婦と、ソウルのお義兄さん夫婦がやってきて、
パンダ父の誕生会を兼ねて、海まで出て、お刺身食べて、海水温泉に浸かってこよう~!!!
という日なのだよ。
でも、前日の寝不足のせいか、頭も痛いし、眠いし、
全く気乗りしないわたし。。。
どこも行かずに、このまま布団の中にいたい・・・
でも、その布団も11時には、ひっぱがされ、
すっぴんのまま、お義姉さんの旦那さんの車に乗り込む。
お刺身も美味しく、チュクミというタコの小さいやつも、美味しくいただいた。
お風呂も雨が降ってるのが残念だったけど、まあまあ気持ちよかった。
帰りの車の中は、爆睡。
は~、疲れたけど、まあ、楽しかった。
で、終わるはずだった一日。
ところが、もう遅いし、夕飯済ませていこうってことになった。
たまに行く、近所の焼肉屋だ。
そこで、元気がないわたしを、明るく盛り上げようと、パンダが
「オレさ、こないだの奥さんの海苔巻き、名前も決めたんだ。
『○○・ワン・キムパプ』!!!」
○○ってのは、わたしの名前。ワンは王、王様ね。キムパプは海苔巻き。
なんのひねりもありません。直球です。
そんで、材料費がいくらで、どこにいくらで卸す、とか盛り上がってきたのよ。
水原のお義姉さんも、
「うちの子に食べさせたら、美味しい美味しいって、旦那の分も食べちゃって~!」
「そうでしたか?」
「翌朝は、ちょっと硬くなってたから、フライパンで転がして、温めた。」
「そ・・・それは、新しい・・・」
そんで、水原支店とかソウル支店とか、ってまた想像に想像をふくらましていたら、
太巻き食べたことない、ソウルの兄嫁さんが
「え~、奥さんのキムパプ、そんなに美味しいの~?」
と、聞いてきた。
すると、水原のお義姉さん、
「お腹空いてたから、何でも美味しいわよ~!!!」
あんた、長州力かいな???
ほとんど、同時にその隣のお義姉さんの旦那が
「別に、それほどでも~。」
これで、持ち直していたわたしの機嫌も、すっかり玉砕。
なんで、こう要らん事を言うのかなあ?
韓国の人って、日本人のこと
「本音と建前があって、付き合いにくい」
だの
「裏では何考えてるか、わからない」
とか言ってるけど、
思ったこと全て口にするのが、そんなにいいことか?!
不味い物を、美味い!と言えとは言わない。
不味い物を、不味い!と言わないのが気遣いだろうよ。。。
不味い物を、不味い。
不細工を、不細工。
そんなこと言ってて、人間関係が丸くいくか?!!!
この際、はっきり言っておくが、
あたしゃあ、ここ来てから、
韓国料理が美味いだなんて思ったこと、
一度もないんだよっ!!!!!
は~、すっきりした。
でも、その場では言えないから、また、夜中布団の中で、悶々としていた。
パンダが
「なんだよ、オレのせいかよ?言いたいことがあるなら、言えよ~。」
「じゃ、言わせてもらうけど、」
と、昨日の長州力と塩沢トキの襲来で、へろへろだったわたしは、
さっきの水原夫婦の発言で、もうぼろぼろのクタクタなのだ、
と話すと、
「それが韓国人だと思って、わかってやってくれよ~。」
これだけならまだしも
「奥さんもさ~、日本と比較してたら、いつまでたってもしんどいと思うよ~。」
これで、奥さんぶっちギレ。
「じゃあ、あんた何?あたしに韓国人の感覚でいろってわけ?
そしたら、傷つくこともなくなるとでも思ってんの?!
韓国人でもインド人でも、自分が言われて嫌なことは、他人にも言わない、
ってことくらい、どこの国でも同じなんじゃないの?!!!
太巻き売れたらいいな、って想像するだけでも楽しいじゃん!
楽しい気分のところに、なんで要らんこと言う必要があるんだよ?!
ええっ?あなた、今のわたしに、まだ韓国を理解しろって、求めるわけ?
じゃ、あたしの今の気持ちは、一体誰がわかってくれるっていうわけ?
パンダがわかってくれないなら、あたし一人ぼっちじゃないの!!!」
そんで、これの後、
「日本に帰りたい~~~~!!!」
が、出た。韓国来て以来、あれこれ腹立つことはあったけど、
文字メールじゃなくて、「日本に帰る」発言+号泣のセット、ってのは初めてだ。
しばらくたって、パンダが
「ごめんなさい、奥さん。」
「これから先、こんなことが、またあったら、日本に行こう。」
「こんなことでもないと、日本に行けないのかい?」
「仕事は、今の仕事じゃなくてもいいし・・・」
え?
え?
移住計画なんですか?
あ、いや、わたし、何もそこまで、駄々こねてるわけじゃ・・・
と、とりあえず、長州力んちからは、遠くへ引っ越したいけど・・・
(今、徒歩5分)