2006/04/12(水)23:16
『チェゴ!(最高!)』禁止令
前回の日記に登場した、子パンダの幼稚園の園長先生。
忘れないうちに、書いとくけど、こんな素敵な提案もしてくれた。
「おうちでは、お子さんをほめる時には、
『ウリ○○チェゴ(うちの○○最高)!』とか『ウリ○○が1番!』って言わないで下さいね。
自分が1番、自分が最高、って思ってる子は、他人のこと思いやれなくなります。」
よくぞおっしゃってくれました~~~!!!
そうなのよ!そうなのよ!!!
も~、うちのパンダ父・母も、何かって言うと、
「うちの子パンダ最高~!」
「子パンダが1番だろ?」
のオンパレードなのだよ。
わたしは、そのたびに、子パンダに
「お母さんは子パンダがドンケツでも、大好きなんだよ。1番でなくったっていいよ。」「どの子も、みんな違ってて、みんないい子なんだよ。」・・・
と、フォローしまくりなのよ。
1番、1番いうから、2番や3番、ドンケツが必要になってくるんじゃないのか?
人に、ましてや、3つや4つの子供の世界で、最高だの最低だの、ランクがあるのか?
わたしにとって、子パンダは特別な子だけど、でも、1番じゃなくてもいい。
どんな母親も、ドンケツの子供でも愛せるもんだと、思うんだけど。
子供が1番じゃなくても、サザエさんちだって、バカボンちだって、まる子ちゃんちだって、
丸くいってるじゃないか。
パンダも園長先生に共感して、帰宅後早速、パンダ母に
「これから、子パンダに、『最高~!』とか『うちの子1番~!』とか言わないでね。」
と、釘を刺してくれた。
直接園長先生から、パンダ母に言ってもらっても、聞く耳持たなかったかもしれないが、
最高の末息子・パンダの言うことなら、なんでも聞いちゃうのだよ、パンダ母。
ところで、今日は水曜日。幼稚園では英語教育がある日。
帰ってきた子パンダに、パンダ母が
「子パンダ~、今日は英語、何習ったの~?」
「歌うたった~!」
「そうかい、そうかい。子パンダが1番上手だったんだろう?先生、そうおっしゃったろう??」
「ううんん~~~~~、ううううううんんんん~~~!!!」
あらら、子パンダ怒っちゃったよ。パンダ母が「1番」って使うから!
「あ、そうだったね、1番、って使わないんだよね。
そう園長先生おっしゃったんだろ?なんでかっていうとね、」
この後、わたしはてっきり、
「自分が1番って思ってると、エラそうな子になっちゃうから」
とか
「人には、上下なんかないんだよ」
とかいう言葉が続くものと思ったら、
「なんでかっていうとね、子パンダ以外の子が、できないから。」
・・・・・はぁ~???
あの、ちょっと、今の韓国語、日本語に訳しても、意味不明なんですけど・・・
つまり、なんですか?
結局子パンダが1番で、他の子ができないから、「子パンダ最高!」が禁止だと?
そう思ってるんですね?お義母さんはっ?!!!
ああ、頭が痛い。
そういう、うちの子1番、で育った韓国人が
ウリナラチェゴ~!(韓国最高~!)になっちゃうんだよ・・・
それだけは、阻止したい。
幼稚園のうちに、ハングルの読み書きできてないと、小学校の先生は教えてくれないし、
授業にもついていけないし、で、いじめられたりもすると聞いた。
でも、ハングルの読み書きや英語教育の、その前に
集中力や忍耐力や、人を思いやる気持ちや素直で優しい心を育てておかないと、
意味ないような気がするんだけどなあ。
あ~、こんなこと書いてても、そりゃもちろん、わたしだって、学校上がって、
子パンダが20点のテスト用紙なんか、お持ち帰りしたら、ツノが飛び出すと思うけど。
でも、100点とっても、0点の子をいじめるような子だったら、家放り出すよ。
リンク先の、のんちゃんとこに、先日子育てのことでコメントしたら、こんなお返事いただきました。
主人は、どの子も10の才能を持って生まれてきているといいます。
一つのことに10もらう子もいれば、いろいろです。
一番、その子に向いているものを伸ばしてあげたらいいと思います。
本当に子育ては、自分にも忍耐を要求されて、嫌になるときがありますよね~
ほんとにその通りだよ。
さ、元気になったところで、久しぶりに子パンダの絵。
あっかんべーの女の子と、
くまのプーさん。
それから
「電車が橋を渡ります。丸いお月様が見えます。」
親バカ街道まっしぐらと、笑われるかもしれないけど、
ちょっと、銀河鉄道みたいで、いい絵だなあと、思ってるのが、これ。