2006/04/26(水)04:18
凸 と 凹
明日は子パンダの誕生日。
今日の昼過ぎから、パンダ母が、フキ、もやし、ほうれん草、、、
わんさか買ってきて、ひたすら料理しつづけてる。
子パンダのお誕生日用にか?
出張行ってたパンダが今日の夜帰ってくるからか?
ほんとは小豆も買いたかったのに、小豆売りがみんな休みだったって、くやしがっていた。
やっぱり餅も作りたいのか?!
こないだ、パンダに、餅はいらない、と言われて、
あっさり諦めたんじゃなかったの?!!!
わたし、ケーキ焼くつもりなんだけど。
ハンバーグもスパゲティも作るつもりなんだけど。。。
できれば、パンダ母には、ワカメスープだけお願いしたい。
(韓国じゃ、お誕生日にはワカメスープって、決まってるのよ)
できれば、そのワカメスープの味付けも、
チョソンカンジャン(韓国の昔ながらの醤油)ではなく、日本の醤油で!!!
チョソンカンジャン・・・わたしの鼻がどうにかなりそう、な、くらい臭いのよね。。。
わたしの鼻、どうにかなって、5mmくらい高くなる、ってんなら、我慢するけど・・・
それは、まあよいんだけど、パンダ母、調子にノリノリで、
今度はブタの足を大量に買ってきた。
市場には、すでに煮込んで、味付けしたのが売られてるのよ。
それを、あとはスライスして、タレつけて食べるだけでいいように。
こんな風に↓
でも、パンダ母が買ってきたのは、茹でてもないし、味もついてない、豚の足。
自分でゆでて、煮込むのね。。。
すごい入れ込みようだなあ・・・
でも・・・
今日一日、わたしは、火曜日・水曜日の中間テストの問題作りで、
PC前で、問題や韓国語の辞書とにらめっこだし、
子パンダは、ママと遊びたくて、くっついたまま離れないし。
豚の足炊いてる時間があったら、
パンダ母には、子パンダの子守してもらいたいんだけど・・・
お料理はわたし、明日作りますから~~~~~
子パンダは、わたしがいたら、じじばばだけの部屋には行かない。
でも、市場や屋台でなんか食べようか?ってなったら、
パンダ母にはくっついて外出できるようになった。
でも、キラキラ金色のエプロンして、2階にまで聞こえるくらいの鼻歌うたって
超ごきげんさんな、パンダ母に
子パンダつれて、市場に行ってきてくれ、
とは、言えんよなあ~。。。
しかたなく、ずっと1日かかって、問題作成。
と同時に、パンダ母のキッチンスタジアムでの熱闘も、終了したようだ。
「お母さん、いまから出かけるから、あんたら夕食食べてなさい!!!」
おそるおそる3階に上がると、
韓定食ですか?!
それとも
チェサですか?!
ってくらい、食卓がお皿で埋まっていて、メインの豚足が
どぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!
あ~~~、家で豚足の調理ってしたことないから、知らなかったけど
豚足・・・
毛だらけだよ。。。
ちょっと、食べられないなあ・・・
そ、それに、下茹でが短かったのか?
く・・・くさい・・・
豚臭い・・・
バタッ!!!
ふぅ~、ちょっと気が遠くなっちゃった。
しっかりして、奥さん!!!
わたしが食べられないもの、子パンダも食べるはずもなく・・・
歯の弱いパンダ父も、食べられず・・・
9時ごろ帰ってきたパンダが、ちょっと箸をつけてたけど。
うううううん。
なんだか、パンダ母がはりきれば、はりきるほど、
わたしは、しずんでいく・・・
そんな、凸 と 凹 の日だった。
そして、凹なわたしは、よせばいいのに、また夜中布団の中で愚痴り始め、
大噴火する
という、いつものパターンを展開してしまったのであった・・・
思えば、パンダ母がはりきって料理してるのも、気に入らなかったのだ。
わ~、言っちゃった。
ちょっとすっきり。
それから、パンダが、いくら時間がなかったとはいえ、
中国のお土産一つないのも、気に入らなかったのだ。
それから、それから、わたしが娘を寝かしつけてる間、
てっきりパンダはPCでニュースでもチェックしてるものと、思っていたら、
3階に上がって、パンダ母に土産話をしていたのだ。
ああ、もうこうやって書き出すと、なあんだ、たいしたことじゃないじゃない。
と、自分でも思うけど。
でも、わたしも疲れに疲れていたし、腹も立っていたし、
パンダも疲れた、疲れたというので、
土産話もないかわりに、
わたしも愚痴は言わないでおこうと、思ったのよ。
それが、
お義母さんには土産話かよ、
と、思ったら、情けなくて、
「あんたの家族はいつまでたっても、オンマ(お母さん)なんだね~。
オンマの息子役だけでいっぱいいっぱいなんだね~。
親孝行もいいけど、あなたの家族には、妻と娘もいるのよ?
あたしが寝かしつけてたら、久しぶりに会う娘の寝顔見ながら、
可愛いなあ、会いたかったなあ、って思ったりしないの?
あなたいない間、家ん中また、あれやこれやあったけど、
嫁が苦労したろうなあ、とか思ったりしないもんなの?
なっさけない!!!!!
それにさ~、
誕生日の料理だって、あたしがやるから、
今日なんかは、子守してもらったほうが、ずっとありがたかったんだよ。
豚の足だって、子パンダ食べられないじゃない。他のナムルだって。
そんなの、優しいとか情とか親切とか、そんなんじゃないよ。
ただの自己満足じゃないの。押し付けじゃないの。」
わたしは、親思いの優しいパンダだから、好きになったのだ。
年寄りと子供と動物に優しくない人なら、最初から好きにはなれなかったと思う。
でもなあ~~~~~。
パンダはいつもの通り
「奥さん、あれもいや、これもいや、って思い始めたら、ストレスになるから、
ああ、こんなもんだ、と流してほしい。」
そんなこたあ、頭じゃわかってるの!
それが、できるんなら、苦労はしないし、パンダに当たったりもしないよっ。
「あ~~、あ~~、もう、いいから、いいから。
頼むから、わたしに、もうこれ以上○○してほしい、って要求しないで。
わたしの言うてること、わからなくても、理解できなくてもいいから、
反論しないで、ただ、
『ああ、そうか』って聞いてくれたらそれでいいの!」
(・・・なんてわがままな・・・)
なんべん言わすんじゃいっ!!!