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私は普段、あまり本を読まない。
本当は好きなのに。 普段読むものは・・・ マンガばかりだ。 そんな私が、久しぶりに本を買った。 今話題の 高杢禎彦氏が書いた 『チェッカーズ』という本だ。 ご存知の通り、高杢氏は胃ガンを患われた。 その闘病記と、昔所属されていたチェッカーズの 結成から解散の経緯、 ご自分の生い立ちなど。 実はこの本を買う際、かなり悩んだ。 ここをご覧の方なら、私がチェッカーズを心の底から 崇拝して生きてきたことをご存知だろう。 そのチェッカーズの、見たくない部分まで書かれている、 とテレビなどで言われていたからだ。 悩んだが、「売り切れ店続出!」などという 言葉(魔法)に動かされ、私は電話した。 「そちらに『チェッカーズ』という本を置いてますか?」 3店目で見つかった。 すぐに車に3号を乗せ、買いに行った。 内容は・・・ 先程も書いたようなことだ。 (テレビを見ればわかることだけど・・・) 詳しい内容は書かない。 自分で読んで、色々考えて欲しいからだ。 こう書いている私も、かなり考えさせられた。 まずは、 ・ガンを患った時、真正面から向かい合えるのか? ということ。 ガンを認め、そして見事に生還できるか? 私のようなヤツは、 「面倒だから病院行かな~い!」 と言い、手が付けられないようになっている可能性が高い。 無事生還は・・・? それから・家族との関係。 高杢氏は、かなり変わられたらしい。 私も変わるのか? 「もう誰も私に関わらないで!」 って、家族を捨てるかも? 一番考えさせられたのが・・・ ・チェッカーズが解散するまでということだった。 今まで色々な憶測の噂話が氾濫していた。 『フミヤが自分勝手に解散させた。』 『最後まで解散を認めなかった高杢(あえてここでは呼び捨て) は、収入が減るから解散を嫌がった。』 など。 チェッカーズが解散したのは、 今から11年程前になる。 その頃の私は、 「チェッカーズはそれぞれの音楽性の違いで解散したのだ。」 と思い込むようにしていた。 それが、大人のドロドロした理由(わけ)で解散した、という 噂話を聞くたびに、涙を流していた。 大人になんかなりたくない! (俗に言う『ピーターパン症候群(シンドローム)』) そう真剣に思っていた。 (他にも『大人』について考えさせられる年だったので。) 今、その解散した人達より大人の年(?)になった。 一応大人にもなっている。 そして本を読んだ。 まだなんとなくしっくりしない。 そんなものなのだろうか? ここで紹介していることについて。 別に高杢氏に何か貰ったわけではない。 本当は欲しかったものがあった。 コンサートの時に、高杢氏が投げる クシ(コーム)だ。 あれは欲しかったなぁ・・・ 今でもできれば欲しいと願っている。 切に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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