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2006/02/26
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カテゴリ:クロ歴史!

バウンド・ドック
モビルスーツ・イン・アクション
バウンド・ドックtop 
2006年2月発売

製品化はないだろうとあきらめていた超個性的なMSたちが次々MIA化されていく中、もう何がキても驚かないと思っていましたが、このバウンド・ドックの話を聞いた時にはさすがに半信半疑でした。
しかも完全変形とのこと。

数多あるモビルスーツの中でも最もキワモノの部類。
鉄かぶとにハサミのついた腕を生やした甲殻類を連想させるモビルアーマーから、狐のような顔をした巨大モビルスーツに変型します。

ユニークというよりはファンキーというべきでしょうか。

劇中では終盤に数回程度の登場だったものの、その特異なスタイルから根強い人気があり、「ぜひ商品化を!」との声も確かに多かったとは思いますが・・・。

さて、このMIAバウンド・ドック。
果たしてコアファンの積年の願いを満たす出来に仕上がっているのでしょうか。


■FRONT
バウンド・ドック  フロント 

■SIDE
バウンド・ドック サイド

■REAR
バウンド・ドック リア

■BUST-UP
バウンド・ドック バスト


【スタイリングについて】
全体的なフォルムはうまく再現されていると思います。
特に大きく後ろに張り出したスカート部分は、設定通りの立体化は自立の問題からちょっと無理かなと思っていましたが、劇中通りかそれ以上のボリュームがあり、迫力の見応えです。
また、特徴的なお腹や左手のムーバブルフレームもむき出し感がうまく表現されていると思います。
塗装は一般的なMIA品質ですが、的が大きくなった分、はみ出しが目立たないといった風でしょうか。個人的にはピンクの部分はもう少しキツイ塗色だったような記憶もあるのですが、フィギュアとしてはこのくらいの浅い色の方が落ち着いていて適当に思います。


【可動について】

ムキ

通常の人型MSと比べて複雑だと思ったので、むいてみました。
ところがご覧の通り、関節の数が多いものの、けっこうシンプルな作りですね。

スカートやシールドを元の状態に戻すとそれらの制約を受け、結局はダイナミックなポーズは取り切れませんが、まとめ方としては妥協のない仕事に感じます。

ホウコウ

変形の必要から、腹部と腕部に可動部分が多くなっています

シタ

スカートはパッケージングの関係からか前後に二分割できるようになっています。
内部のメカも重厚に再現され、3つのメインバーニヤはボールジョイントでそれぞれ独立可動できます。


■SIZE
サイズ

キュべレイとかジ・Oとかも考えたのですが、やっぱり、ゼータとの比較にしました。
劇中ではもっと大きかったような記憶があるので、正直なところコンパクトな印象を受けましたが、それでも圧倒的な迫力はあります!
特に握り拳の大きさを比べると両者の差は歴然でした。


【POSE】
ポーズ1


■ビームライフル
ビームライフル1

コンパクトなビームライフル
ガソリンスタンドのアレみたいですね。

【POSE】
ポーズ2

満タン入りま~す♪

■ビームサーベル
ビームサーベル

ポーズ2
一応こちらにも持たせられます。


■クローアーム
クローアーム
左右上下4枚がそれぞれ独立して動かせます。


変形シークエンス

変形1
シールドをスライドさせナックルガードと結合

バウンド・ドック変形2

上半身を90度横に反転し、スカートのボディ後ろ部分のカバーを開きます。
この時、腕をまっすぐにしておきます。

バウンド・ドック変形3

ヨイショっとスカートの中に本体を沈めます。

変形4

下から覗くとこんな風に収まっています。
想像していたのよりずっとシンプルでした。


■着陸形態
着陸1

ビームライフルをスカートにマウントできます

着陸2

着陸3

クローアームを引き出すこともできます
(こんな設定はありましたかね)


■強襲形態
強襲1

強襲2

スカート横のカバーを開いて脚部を開きます。
足指を閉じて巨大なクローに変型させればできあがり


■拡散メガ粒子砲
【Gimmick】 
バウンド・ドック メガ粒子砲

カバーを外してジョイントアームを取り出し、別体になっている砲身を取り付けます。
格納できるとベストでした。

ポーズ3

MS形態でも運用可能!


■パーツ一覧
バウンド・ドックのパーツ一覧

ビームライフル/拡散メガ粒子砲/ビームサーベル/手首×3


【総括】
まずは、変形でしょう。
実際、弄ってみると意外にシンプルでしたが、余剰パーツを使わない完全変形に感激しました。特に、手首を外すのがこの手の変形には常道でしたが、その必要がないのがよかったです。

バウンド・ドックはともすれば、可愛くころんでしまう造形ですが、顔をいかつく作ったこと、各部をシャープに仕上げることなどで、モビルスーツの本来の恐怖感も感じさせる出来となっています。

可動は特に目新しいものはありませんでしたが、それらを合理的に組み合わせることにより、リアル(?)な印象を引き出せていると思います。

難を言えば、このような重量のあるボディにはもう少し各関節の保持力が必要ではないでしょうか。関節の多い分、そうした方が大胆なポーズをつけやすくなるように思われます。

あとは付属武器の仕上げくらいですかね。
せっかく本体がこのクオリティなのにライフルの出来がちょっとイージーに感じます。個体差かもしれませんが、本体にマウントするとポロポロ落ちてしまい、ちょっと気になりました。この場所へのマウントは設定からしてヤッツケっぽい印象がありますが、やはり、しっかりくっつくに越したことはないと思います。

しかし・・・冒頭にも書きましたが、こんなMSが発売されようとは、本当に冗談のようです。
これも映画化の恩恵でしょうが、この勢いでバイアランやネモまで一気に突っ走って欲しいですね。無理っぽいですが。(笑)

キメ



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Last updated  2006/03/08 07:07:59 PM


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ken-murasame

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