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2006/04/18(火)19:51

ウルトラマンメビウス 第二話 「俺達の翼」

脚本:赤星 政尚/特技監督:原口智生/監督:佐野智樹 【あらすじ】 四半世紀ぶりに飛来した宇宙怪獣の影響か、地下からも怪獣出現の兆候が観測された。 CREW GUYSメンバーの一刻も早い補充が不可欠だ。 ミライはディノゾールの襲撃にひるむことなく小さな命を守りきった、あの若者たちに入隊を募る。 しかし、それぞれ目標を持つ彼らの答えは芳しくない。ムリを承知でフェニックスネストに招き、リュウが独りで行っていたガンフェニックスのペイント作業を手伝って欲しいと頼むのだが・・・。 【登場怪獣】地底怪獣グドン   【活躍アイテム】      *** 今回はチームCREW GUYSの結成秘話といったお話でしょうか。 最初は入隊なんてとんでもない、と拒む4人でしたが、ミライの熱意とリュウの漢気にほだされ、いつしかガンフェニックスの翼の炎のように熱い思いをみなぎらせていきます。 そして怪獣グドン急襲の知らせに、ついにマリナとジョージは意を決し、戦いの大空へ。テッペイとコノミもGUYSのユニフォームに袖を通します。 宇宙人や怪獣の歴史認識や、GUYSライセンスについてなど、細かく設定されている割にかなり強引なストーリーでしたが、彼等の気迫に引き込まれてしまった感じです。(笑) バトルシーンも、前回はディノゾールの見えない舌、今回はグドンのムチと怪獣の特徴を活かした攻撃にウルトラマンが苦戦するという趣向が凝らされており、また、特異な戦い方をするガンフェニックスやメビウスの必殺剣など、ビジュアル的にも楽しめました。身体を軸に回転してグドンを放り投げたシーンは思わず笑ってしまいました。 通例ではウルトラマンといわゆる防衛隊は別個の存在で、隊がピンチに陥った時、ウルトラマンが現れ、脅威から地球を救うというパターン化された図式が存在していたように思います。 しかし、今回を見る限り、メビウスでは別の試みがあるように感じます。 それは突出した個ではなく、チームの一員としてのウルトラマンを描くということではないでしょうか。 例えば、「俺たちの翼」ガンフェニックスです。 過去に登場した超兵器はホーク1号にしてもスカイホエールにしても、あくまで人類の科学力の範疇においての「超」兵器でした。だから、驚異的な体躯を誇る怪獣や、より高度な文明を持つ宇宙人に対しては、ある程度のダメージを与えることはできても、とどめを刺すことは叶わなかったのだと思います。       GUYSは過去の宇宙人の残したテクノロジーを集積したメテオールという技術を使って、時間限定かつ、不安定ながらもこれらの脅威と渡り合える力を備えました。 今回は凶暴なグドンを特異な動きで翻弄し、竜巻のような力で巻き上げたり、スペシウム弾頭弾であと一歩のところまで追い込みます。もう少し時間があれば何とか凌げたかも知れません。 これはお互いに助け合うことが出来ることを意味します。そして、彼に対等に近い力を持った人間たちとウルトラマンとの友情と成長を描くという宣言のように思うのです。 ピンチに陥ったウルトラマンを人が救うという展開は、昔から幾度もありましたが、メビウスではここから一歩進めて、隊員の一人としてのウルトラマンが、隊員たちと互いに助け合いながらより強く成長していく物語を描き出そうとしているのではないでしょうか。 ペイント作業にいそしみながら、合間にカレーライスを食べてハシャギ合う。そして機体にはメンバーの寄せ書きが・・・。 何か、懐かしい匂いを感じました。 よくよく思い出してみたら、これは昔、中村雅敏さんがやっていた学園青春ドラマに近いノリのように思います。以前は多くの人に支持されていたこの手のドラマやくさい演出は、今の時代にはほとんど見受けられませんから、子どもたちには返って新鮮かもしれませんね。 メガネの印象がつよいですが、意外に・・・。

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