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2006/05/17
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カテゴリ:クロ歴史!

新ゲッター1
リボルテック
 
2006年05月発売

海洋堂入魂のリボルテックシリーズ第1弾の一つ、「スーパーロボ」のカテゴリーの“新ゲッター1”。

バイオレンス色の濃いゲッターシリーズの中では、比較的元祖のテレビ版に近い、整然としたシルエットだと思ったのですが・・・。

よっぱりド迫力モノでしたよ。


傀儡に魂は入ったか?
「新ゲッターロボ」映像資料一覧


■FRONT



■SIDE&REAR



■BUST-UP



【スタイリングについて】
たくましく、凛とした中にも荒々しさを秘めたアニメ版を忠実に再現していると思います。特に胴回りや脚部の丸太のような造形は劇中のイメージと見事に重なりました。
フィギュアとしてのカッコよさも惜しみなく表現されており、プロポーションに関してはほとんど問題ないと思います。欲をいえば、腕のカッターがもう少し大きく鋭かったらという程度です。

塗装は全体に光沢仕上げでテカテカしていますが、こういう解釈もアリと思います。
細部では胸の緑の部分もライトブルーが吹かれグラデ調に仕上げられており、小さな部分ですが、こだわりを感じました。
顔もこの小ささの割りにキッチリ塗り分けられており、脚の力強い赤のラインもハミ出しなく、総合的にクォリティは極めて高いものと感じます。


■MIAとの比較


トマホークつながりということでスラッシュ・イザク・ファントムに登場してもらいました。
ダグラム程大きくはないですが、やはりMIAより一回りは大きいですね。
新ゲッターの劇中には登場しませんでしたが、やはり、ゲッターにはマシンガンとか持たせたくなっちゃいますね。


【可動について】
大きな特長であるはずの“リボルバージョイント”が脚部の4箇所にしか採用されておらず、さらに、膝は可動方向が決まっていて一軸に置き換えても問題なく、足首は接地性を高めるのに役立っているくらいです。

※リボルバージョイントについてはダグラムのレビューをご参照ください。




ゲッター1はシンプルに山口式可動と割り切った方が良いのかもしれません。
それでもアクセントのついたポーズが様々に決まり、充分楽しいことは間違いないのですけれどね。


【POSE】







肘は90度ちょい曲ります。
また、肩の付け根と上腕下部に回転軸があり、組み合わせて独特な動き方をします。
肘の軸穴が目立つのがちょっと残念。




腿はこれまた独特の角付けの二軸可動。思うように動かすには慣れが必要に思います。膝はリボルで約120度の可動域を確保。

※股関節は力を入れて捻ると取り外すことが出来ますが、外れやすくクセがついてしまうようなので、あまり外さないでください。




マント一体の肩は上下方向に軸が切ってあり、肩を開く動作が可能です。
これは面白いですね。




腰はボールジョイントで深く前後左右に深く曲ります。
しかし、なぜ、リボルバー使わないんだろ??


■オープンゲット!!


分解するとこんな仕組みです。
※かなり強く力を掛けないと抜けません。皆様は無理に取り外さないでください。


■ゲッタートマホーク


ゲッター1の主武装。
タタっ斬る他、高速回転させながら投げるトマホークブーメランとして使います。
肩の金の部分から無尽蔵に出現します。






■ゲッターウィング


ゲッター1の飛行用ツール。昔は一枚モノのマントの形をしていました。

収納時ウィングの上から被せるように接続します。
※肩を閉じた状態で取り付けると背中の突起部分にキズをつけてしまうおそれあり。

【POSE】





■ゲッタービーム


ゲッターロボの必殺武器の発射状態を再現。
エフェクトパーツは腹とパンツの隙間にビーム側の突起を挟んで取り付けます。

【POSE】



■パーツ一覧


ゲッターウィング×2/ゲッタービーム/ゲッタートマホーク/手首×6(ゲンコツ×2、握り手×2:形状は左右違います、平手×2)/飛行ポーズ用スタンド


【総括】
総合的に上質な出来だと思います。
確かにリボルバージョイントはそれほど使われておりませんが、それでも山口式可動はこのフィギュアの魅力を充分引き出しているものと思います。
ちょっとクセがあり自在に動かすのは容易ではありませんが、それもまた面白いのではないでしょうか。

ダグラムでも感じたのですが、現時点では、例えば股関節は山口式可動、膝はリボルバージョイントと、それぞれが別々に存在を主張しているように感じられました。
それぞれが高いポテンシャルを秘めているので、それでも構わないのですが、できれば各関節が両者の性格を合わせ持つようなまとめ方はできないものでしょうか。

例えば、リボルバージョイント採用を前提とするけれども、角付けとか切り出しとかで山口式の大胆なポーズも決めることができるような演出です。具体的にどうやれとは考えが及びませんが、そんな両者の長所を融合させたものが開発されれば、アクションフィギュアにも真の革命が起きるような気がします。

来月はエヴァらしいので買うかどうか微妙ですが、購入したら、またレビューさせていただきたいと思います。





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Last updated  2006/05/17 08:41:50 PM


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