テーマ:特撮について喋ろう♪(4365)
カテゴリ:クロ歴史!
脚本:赤星政尚 監督:梶 研吾
怪獣頻出期は、地球が多くの宇宙人の襲撃を受けた時期でもあった。 そのトラウマから、多くの地球人に反宇宙人感情があるのは事実である。 GUYSスペーシーが大気圏内に停泊する異星の宇宙船を補足した。 トリヤマ補佐官はこうした既成概念から先制攻撃を主張するが、宇宙船からは宇宙語による通信も送られている。総本部でパンスペースインターアプリターを使った翻訳が進められていることを知ったテッペイは、その内容を聞かせて欲しいと願い出た。 テッペイの訳からその宇宙人・ファントン星人が日本に降り立つことをつかんだGUYSは無事、接触に成功。フェニックスネストに保護し、食事を振舞って歓待する。 母星の深刻な食糧不足により、食材を探しながら宇宙を旅していたファントン星人たちは、非常食「シーピン929」の開発に成功していた。しかし帰路の途中、それを地球に落としてしまったらしいのだ。 落下地点と推測されるアカツキ市北区を捜索するミライは、ある廃工場でそれらしき物体を発見。早速、他のGUYSクルーたちと専用の容器に回収するが、またも出現した謎の女にその容器を破壊されてしまう。 不気味に膨張を始めるシーピン。 シーピン929は摂氏10度以上に8時間さらしつづけると、圧縮設定が解除され、地球の大気を吸収し、おそらく無限に増殖してしまうとのこと。元の大きさに戻すためにはファントンの宇宙船が必要だが、故障していて動かず、なすすべもない。 そのとき、サコミズ隊長はメテオールを使った作戦を進言する。 GUYSとウルトラマンメビウスはシーピンの暴走を止め、地球の危機を救えるのか? 謎の女、さらに青い巨人・ツルギの介入はあるのか? そして、地球人は宇宙人と友好関係を結べるのだろうか? 【登場怪獣・宇宙人】 健啖宇宙人ファントン星人/肥大糧食シーピン929/高次元捕食体ボガール 【活躍アイテム】 *** その容姿や言動から思わずジャー・ジャー・●ンクスを連想してしまったファントン星人。いや、こう言ってはナンですが、ずいぶん趣味の悪いデザインですね。ジャー・ジャーも酷いなと思いましたが、コイツもかなり厳しいです。いくら外見で人を判断しちゃいけませんったって、目の前にいきなり現れたら、やっぱり撃ってしまうような気がします。(笑) 友好的な宇宙人像を過去のウルトラシリーズに求めてみましたが、あまり印象的な記憶はありません。ほとんどが友好的に見せかけて、狡猾な侵略作戦を画策する輩ばかりでした。新しいところではマックスに出てきたネリル星人キーフはそうだったように思いますが、個人的な友情は成立しても、種族(?)単位の友好関係を樹立させることはかなり困難だと考えます。やっぱり理念や信念より、利害や一宿一飯の恩義などの実質的な関係を持つことこそが有意義ということでしょうか。これは現実の国家間や民族間にも同じことが言えるように思いました。 ともあれ、テッペイ君の好奇心とGUYSメンバーたち、そしてウルトラマンメビウスの活躍によってファントン星人との間に友好関係が成立しました。人類に近い将来、食糧難が訪れても主成分がタンパク質のシーピン929によって回避されることでしょう。でもアレを食べるのはちょっとカンベンして欲しいかな。 RX-78-2 ガンダムのバリエーション|MS-06 ザクのエースパイロット仕様機|その他のジオン軍MS群|RX-79 GIM(ジム)のバリエーション|Zガンダムに登場するMS群|モビルアーマー、輸送機など|ガンダムWに登場するガンダム|ガンダムWに登場するその他のMS群(トールギス、リーオー、マグアナックなど)|1|2| お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/23 05:13:42 PM
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