2006/10/31(火)22:19
キャストオフライダー 仮面ライダーカブト ハイパーフォーム
画像&レビュー
仮面ライダーカブト ハイパーフォーム
キャストオフライダー
2006年月10発売
カブトの究極形態・ハイパーフォームのCORがギミック満載で発売されました!
劇中のハイパーフォームは左腰に装着したハイパーゼクターのパワーによって、思いのままに時間を行き来できるハイパークロックアップモードに移行することができます。
このキャストオフライダーも可能な限りその変身が再現されています。
ポイント
・ハイパークロックアップ時の各部の展開を再現できるギミックを内臓
・ハイパーゼクターやパーフェクトゼクターなど主要装備が付属
・新造形の平手と握り手
■FRONT
■SIDE
■REAR
【スタイリングについて】
ギミック優先なので、ちょっといかつい印象は否めませんが、雰囲気はよく表れていると思います。また、肩から腕まで、そして脚の外側に連なるカブテクターはギミックが仕込まれているにも関わらず、破綻なく自然に処理されていると感じます。
難点はコンパウンドアイ(両眼)の天地幅が少し足りないように思いますが、これは通常カブトからの流用ということであれば仕方なしといったところでしょうか。
塗装は全体的に濃ゆめに思います。
光の当たり方によっても若干印象が変わるのですが、まず、ヘルメットとアーマー本体の色はガンメタに近い色に、また、コンパウンドアイはエメラルドグリーンのメタリック調に塗装されていますが、両方とももっと明るい色の方がよかったように思います。
反対に通常カブトで深みのある美しさと好評だったワインレッドメタリックは今ひとつ浅く感じます。私のは胸の部分の塗り分けも微妙で、ちょっと惜しまれます。
特筆すべきは従来の可動手首ではなく平手と握り手がそれぞれ別体で付属したことです。
どちらも少し大きめな感じですが、良い出来に思われます。
【可動について】
もともとギミック優先のCORですが、さらに内臓ギミックが増えたハイパーモードではさらに不自由になった感があります。
首は回転、肩も前後回転、肘は約70度、手首はボールジョイント接続。
腰は固定、股関節はボールジョイントで約80度開脚可、膝は約90度、足首もボールジョイント接続になっています。
■比較
大型化したカブトホーンが映えます!
通常カブトもかなり堂々とした印象がありましたが、ハイパーフォームはさらに迫力があるように感じます。
通常カブトにあった肘下の回転軸は、カブテクター展開ギミックのためオミットされています。仕方がないといえばそれまでですが、できればガタック以降の上腕の回転軸を採用して欲しかったところです。
ベルトを押すと胸アーマーが大きく展開してタキオンフラッシュがのぞけます。
背中の青囲い部分を押すと、背中の羽が開きます。
ボタンの形状から、ちょっと押しにくいですが、爪を縦にすると上手く押せますよ。
肩アーマーは右の写真のようにスリットが切ってあり、シャキンと固定されます。
シンプルなアイディアですが好感が持てます。
逆に腕と脚のカブテクターはストッパーがないのでだらしなく開いてしまいます。
何らかの工夫が欲しかったところです。
さすがにくるぶしの小さな羽は省略!!
ハイパーゼクターは左腰に着脱可能。ツノが倒れるギミックはなし。
ちなみに右にも付けられます。
中央のカブトゼクターは通常モードからの流用なので固定式、配色が若干違っています。
靴は左右非対称で、ハイパーライダーキックを放つ右足(ハイパーステップ)は赤く塗られています。
半分は「赤い靴」とか意味深に考えちゃいますよね。
■パーフェクトゼクター(ソードモード)
巨大ハエ取り紙!!(若い子は知らないだろうな)
パーフェクトゼクターはソードモードとガンモードが別体で2個付属。
ソードモードはムシさんたちが付きません。
【POSE】
■パーフェクトゼクター(ガンモード)
こちらはザビー、ドレイク、サソードの各ゼクターが固定された豪華仕様!
ソード、ガンとも着脱可能ならもっとプレイバリューが広がったのに残念です!
■ハイパーライダーキック
■カブトエクステンダー
サイズが同じでギミックも干渉しないので一応乗れますが、握り手が固定なので、肩が前後回転しかできないハイパーモードには楽に乗り降りできません。
あらかじめ取り外してハンドルを握らせてから、手首を身体にくっつけた方が無理なく乗れると思います。
■付属品一覧
手首×4/ハイパーゼクター/パーフェクトゼクター(ソードモード×1/ガンモード×1)
CORは価格の割りに遊びでのあるシリーズでけっこう楽しめました!
カブトハイパーモードはその頂点に立つアイテムとして、その名に恥じない仕上がりに思います。本編ではこの先どんな活躍を見せてくれるのか楽しみです!
ただ、本文にも書きましたが、パーフェクトゼクターの扱いだけがちょっと中途半端で残念です。
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